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映画好きイラストレーター。 好きなジャンルはエンパワメント、コメディ、洋ホラー。リチャ…

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映画好きイラストレーター。 好きなジャンルはエンパワメント、コメディ、洋ホラー。リチャード・カーティス脚本作品をこよなく愛す。 尊敬するヒロインは中学生の頃からずっと変わらず「キューティー・ブロンド」のエル・ウッズ。

最近の記事

ハッピー・オールド・イヤー(2019年・タイ)

タイの映画「ハッピー・オールド・イヤー」という映画をU-NEXTで観ました。断捨離の映画です。断捨離してスッキリ、という内容ではなく、物を捨てる時のモヤモヤとか捨てられない気持ちとか過去の事とか色々考えちゃうよねって話の映画。 これがもうすごく良い映画で。始終静かで穏やかな空気が流れてるんだけど、なんか色々考えちゃう映画だったんだわ〜。いや〜良い映画だった。 この映画のクライマックスの方で流れてくる音楽が、HYの「366日」にちょっと似てるので、私の中で断捨離ソングは366日

    • パール(2022年・アメリカ)

      待ちに待った公開! 公開日に有給取って観に行ってきました! もうずっと楽しみにしてて、まだ日本公開が決まってなかった時から「早く日本で公開してくれ〜!」と思いながらも日本公開の気配が全く無かったので、痺れを切らして海外サイトのネタバレを読んだり、海外のダイジェストムービーを何回も観たりしてました。 そして!遂に日本公開日が決まり、「その日は意地でも休み取ります」という殺気立つオーラを放ちながら公開日までの日々を過ごしておりました。 ここからが映画の話です。 ※ネタバレあ

      • セールス・ガールの考現学(2021年/モンゴル)

        モンゴルの映画ってどんな感じなんだろう、と公開を楽しみにしていた映画。 そもそもモンゴルがどんな国なのか知らなかったのと、相撲とか遊牧民とかジンギスカンとかそういうイメージしか無かったので、この映画を観てモンゴルのイメージが変わりました。 主人公の住んでる家とか、日本の団地に雰囲気が近いな〜と思ったり。モンゴルという国が身近に感じられました。 セクハラじみた冷やかし客を淡々とかわしたり、配達の仕事も無表情でサクッとこなしたり、主人公のメンタルの強さに拍手。

        • 花様年華(2000年/香港)

          1994年の映画「恋する惑星」で、ウォン・カーウァイ監督映画の雰囲気やストーリー、トニー・レオンの色気に衝撃を受けたんですが、やはり「花様年華」も60年代の香港レトロな空気感や場面にマッチしまくりの音楽が素晴らしかった…! そしてやはりトニー・レオンの色気!! 画面の前で一人でヒャーヒャー言ってました。 そういえば、「マイ・ブルーベリー・ナイツ」のジュード・ロウの色気も凄かった。ウォン・カーウァイ監督、色気が凄い俳優選ぶのほんと天才だよ… さてさて、「花様年華」の映画の内容

        ハッピー・オールド・イヤー(2019年・タイ)

          エゴイスト(2023年/日本)

          公開翌日に観に行ったのですが、ずっと悶々と考えてたというか、これはたぶんちょっとメンタルやられたので感想描いたタイミングは今です。

LGBTの話のみならず、貧困、ヤングケアラー、過重労働など………個人的にですがソーシャルワーカーという本業上目を背けてはならない社会問題がズシーンと心に刺さる映画でした。
以前、「チョコレートドーナツ」という洋画を観た時と似たような感じの、感受性を物凄い勢いで揺さぶられた感じです。


とにかく本当に観て良かった映画でした。
全ての人が幸せに生

          エゴイスト(2023年/日本)

          レディ・イン・ザ・ウォーター(2006年/アメリカ)

          公開されたのは2006年。 当時、ポスターがなんとも不気味な半笑い(←こら)の女性だったので「ポスターが怖い映画」と呼んでいました。 映画館で観るわけがない。怖いもん。夢に出てきそう。 その頃ホラー映画が大の苦手だった私は「これはなんともおぞましい映画に違いない」と、勝手に胸糞ホラー映画だと決めつけて食わず嫌いしておりました。 ですが、あれから16年が経ち、ホラー映画大好物となった私は「よっしゃあのポスター怖いやつ観てやるか〜♪」と思い、鑑賞。 そして……… え… 私

          レディ・イン・ザ・ウォーター(2006年/アメリカ)

          ノープ(2022年/アメリカ・ホラー)

          私がジョーダン・ピール監督作品を初めて観たのは「アス」でした。Netflixでやたらオススメに出てくるので観たんですが、なんだこれめちゃくちゃ面白いじゃんと思い、その後すぐに「ゲット・アウト」も鑑賞。 そして完全にジョーダン・ピールのファンになりました。 その後も映画館で「キャンディマン」を観て、レンタルで「キアヌ」も観ました。(キアヌはホラーでもスリラーでもなくドタバタ系コメディ) そして、待ちに待った「ノープ」の公開日。 今日はレイトショー行くよって張り切ってる日は何が

          ノープ(2022年/アメリカ・ホラー)

          ブラック・フォン(2022年・アメリカ/ホラー・スリラー)

          ポスターが、笑うセールスマンに似ている。 だからそういう系ホラー(ブラックユーモアみたいな、世にも奇妙な物語みたいな)かな………って思ってたら違いました。 アメリカ・コロラド州の町で、誘拐犯に監禁された少年が、地下の密室にある壊れた黒電話から過去の犠牲者たちと繋がり脱出を図る話。 イーサン・ホーク!悪役は初なんですって。 ずっと仮面みたいなの着けてるので顔はほとんど見えないんですが。仮面は着けてるけど途中思いっきり上裸にはなります。 先日観たトップガン マーヴェリックのガ

          ブラック・フォン(2022年・アメリカ/ホラー・スリラー)

          トップガン マーヴェリック(2022年・アメリカ/アクション)

          感動しすぎてなかなか言語化出来ず、このタイミングになってようやくこの文章を書いています。 ここから先ちょっとネタバレあるかも知れないので、気にならない方はお読み下さい。 「トップガン」は1986年に公開された映画で、私が生まれる1年前です。 名前は知っている程度でしたがこれまで観た事がなく、まともに観たのは先日「トップガン マーヴェリック」を観に行く直前でした。(Amazon prime videoにて) 「トップガン マーヴェリック」の沢山のレビューを見て、「トップガン

          トップガン マーヴェリック(2022年・アメリカ/アクション)

          ウエスト・サイド・ストーリー(2022年・アメリカ/ミュージカル)

          長年世界中で愛され続けている、言わずと知れた王道のミュージカル。 このミュージカルには個人的な思い出があります。 中学生の頃に母校(高校)の定期演奏会のドリルステージで観たウエスト・サイド・ストーリーがかっこ良すぎてこの高校に入るって決めた、あの時の事を思い出しました。 オープニングでホンズ(管楽器)が指パッチンしながら登場してくるのが本当にかっこ良かった! (そしてその後、うちの高校では「マンボ」が吹奏楽部の定番曲となり、あろうことか野球応援でもマンボ演奏した…) 顧問の先

          ウエスト・サイド・ストーリー(2022年・アメリカ/ミュージカル)

          ステージ・マザー(2020年・カナダ/ドラマ、コメディ)

          母の日という事で、「ステージ・マザー」という映画について感想を書きます。 これは、2021年に映画館で観た映画の中で個人的にベスト映画です。 文句無しに良い映画でした。 立て直したのは破綻寸前のゲイバーだけでなく、そこで働く人達や関わる人達の心も。 母の愛と優しい思い出、愛に溢れたラストシーンで号泣しました。

          ステージ・マザー(2020年・カナダ/ドラマ、コメディ)

          プロム(2020年・アメリカ/ミュージカル)

          note始めました、とか言ってから2週間も経っていて、その理由が「文章力も画力も微妙だからもうちょっと落ち着いてから」と思ってたんですが、そんな事を言ってたらたぶん一生このnote投稿される気配が無いので、もう観た映画と思い出した映画からどんどん感想投稿していきます! 本題です。 Netflixオリジナル作品って個人的に当たり外れが結構はっきりしているんですが、私がここ最近観た作品で凄く良かったと思ったのがミュージカル映画「プロム」です。 これは、LGBTQの高校生カップ

          プロム(2020年・アメリカ/ミュージカル)

          note始めました。まずは自己紹介。

          こんにちは。イラストレーターのMargaretと申します。 映画が好きで新旧合わせて年間100〜200本くらい観ているんですが、せっかくなのでイラストを交えながら感想を自由に書きたいなと思い、このnoteを始めました。 私の好みはどうやら世論評価とあまり一致していないみたいで、これまで評価低めの映画で感動してDVD買って何度も観たり、逆に、評価の高い映画は何回チャレンジしても爆睡してしまったりと。 そんな感じなので、ここでは私が個人的に良いと思った映画について褒めちぎり

          note始めました。まずは自己紹介。