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ブラック・フォン(2022年・アメリカ/ホラー・スリラー)


ポスターが、笑うセールスマンに似ている。
だからそういう系ホラー(ブラックユーモアみたいな、世にも奇妙な物語みたいな)かな………って思ってたら違いました。

アメリカ・コロラド州の町で、誘拐犯に監禁された少年が、地下の密室にある壊れた黒電話から過去の犠牲者たちと繋がり脱出を図る話。

イーサン・ホーク!悪役は初なんですって。
ずっと仮面みたいなの着けてるので顔はほとんど見えないんですが。仮面は着けてるけど途中思いっきり上裸にはなります。
先日観たトップガン マーヴェリックのガチムチボディ達は幻だと、イーサン・ホークを見て現実に引き戻されました。


グラバーが現れる時って黒い風船が出てくるんですよ。
これってITのオマージュ的な感じなのかな?
原作者はジョー・ヒルさん。ITでおなじみスティーヴン・キングさんの息子です。
"子供が恐怖心を抱く対象"が象徴的に出てきます。ベルトしばきとか。

まぁ、この場合お父さんが厳しくするのにはちゃんと理由があんのよ…
子供にとっては恐怖の対象なんだけどね。お父さんの伝え方も、それはアカンと思うけど。子供叩いたらダメ、ゼッタイ。


ホラー要素やジメジメとした暗さも組み込みながら、一人の気弱な少年が過去の被害者と繋がって最後は勇気を振り絞るというストーリーは、80年代少年アドベンチャー好きな私にとっても、引き込まれる魅力のあるホラー映画だと思いました!

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