見出し画像

宝塚歌劇団と、演目。


私の大好きな宝塚歌劇団。

今はなにかといろいろなニュースがあったりと
宝塚離れをされている方も多い中で
私の大好きな宝塚を、もっと知ってほしいと思い
今回は演目中心にお薦めしていこうと思います。

語り尽くせないくらいに好きな演目がありすぎて
かなりの長文になってしまったのですが
見ていってくださると嬉しいです。

今回は、日本物と海外の歴史物
次回は、ミュージカル作品や
ストレートプレイ作品について書いていきます。

(本当は全てまとめるつもりだったのですが
1万文字を軽く超えそうだったので分けました😂)

日本物

あかねさす紫の花

飛鳥時代が好きになった理由の作品。
天智天皇と天武天皇ふたりに愛される額田女王との
恋愛模様を描いた作品なのですが
本当に昔からずっと大好きな作品の一つです。

万葉集に書かれている歌

あかねさす 紫野ゆき 標野ゆき
野守は見ずや 君が袖ふる

こちらの歌が元になっています。

中でも、一路真輝と高嶺ふぶき、花總まりの
3人のあかねさすが一番好きで、オススメです。

高嶺ふぶき(ゆきさん)の中大兄皇子の瞳が本当に好きで
それに狂わされていく額田女王の気持ちと
一路真輝演じる大海人皇子の切なさが本当に辛い…

春の雪

言わずと知れた三島由紀夫さんの小説を
明日海りおさん主演で舞台化された作品です。

日本物といえば和物というイメージがあり
入れるかどうか迷った作品なのですが
とても大好きな作品なので入れてみました。

若かりし日の明日海りおさんの危うさと儚さが
清様にとてもリンクしているのと
咲妃みゆさんの透き通る声が本当に聡子様そのもので
小劇場の少ない舞台セットにも関わらず
映画の中に没入したような気持ちになります。

咲妃みゆさんの演技力に驚いた作品。

MAHOROBA -遥か彼方YAMATO-

宝塚の中でも数少ない日本物のショーです。
そして、ショーの後にミュージカルが始まる
今までとは違っている構成です。

日本神話の日本武尊の誕生から死に至るまで
様々な神々が出てくるショーは
華やかながら古典的なものも取り入れられており
とても大好きなショーの一つです。

この時の月組は本当にどこを見ればいいのというくらいに
素敵な方ばかりで、目が忙しなくなります。

中でもトップスターの瀬奈じゅんさんは声の色気が凄く
タカラジェンヌの中にもファンクラブがあったほど
女狂わせのトップスターさんでした。私も好き…🤍

相手役の彩乃かなみさんの歌唱力も凄まじく
耳が本当に天国かと思えるくらいの舞台でした。

この時のミュージカル、マジシャンの憂鬱も好き。

阿弖流為

高橋克彦氏の小説「火怨」を舞台化。

実際に生きていた蝦夷のひとりアテルイの生涯を
ミュージカル作品にしたものです。

蝦夷…?となる方も多いと思うのですが
もののけ姫のアシタカの先祖というと
あぁ!となる方も多いのではないでしょうか。

涙なしでは見られない作品です。

何よりも主演の礼真琴さんの演技力が凄すぎて
阿弖流為が本当に生きていました。

演者全員が、好きだった舞台・役に
阿弖流為と書くぐらいに素晴らしい舞台でした。

実際に観に行けて、本当に良かったと思う舞台のひとつ。

宝塚の歴史に礼真琴という名を刻んだ代表作だと思います。

ANOTHER WORLD

最後に、私のご贔屓紅ゆずるさんの舞台です🤍

落語ミュージカルANOTHER WORLD
最初落語ミュージカルと聞いた時は驚いたのですが
蓋を開けてみると本当に素晴らしい作品で
大好きな作品の一つになりました。

好きな人への恋煩いで亡くなってしまった
恋人たちの地獄でのお話なのですが
生きていく上で私に凄く力を与えてくれた作品です。

生きてさえいりゃ、どんな苦労も乗り越えられる。
いっぺん死んだ気イになってやってみなはれ。
この世は極楽、命に感謝や!

最後のこのセリフが大好きです。
まさに、紅ゆずるさんそのもののようで
紅ゆずるさんにしか演じられない作品だと思いました。


基本的に日本物の舞台が大好きなので
まだまだ語り足りないくらいなのですが
とりあえずひとまずこれくらいにしておきます😇

お次は、

海外の歴史物

ひかりふる路

革命家マクシミリアン・ロベスピエールの
生涯を描いたミュージカル大作です。

何よりも曲が本当に良くて全曲好きです。
台詞も全て覚えてしまうくらいに
大好きな作品のひとつ(好きすぎて覚えがち…)

マリーアントワネット側からの目線や
ナポレオン目線の作品はよく見るのですが
ロベスピエール目線で見ると全然違っていて

宝塚ファンあるあるだと思うのですが
本当に変にフランス革命に詳しくなります🇫🇷

望海風斗さん演じるロベスピエールは本当に歌が上手なのと
私は望海さんの闇の演技が好きなんです。。
あとは、相手役の真彩希帆ちゃんの歌が本当に凄くて
実際に聞いた時は鳥肌が止まらなかったです。

雪組はやっぱり全体のまとまりが半端ないなと思いました。

あと個人的に推している朝美絢さんの演じるサンジュストが
本当に狂っていて最高でした。(褒め言葉)
朝美絢さんの演技と歌声も凄いなので見どころの一つです。

1789

こちらはフランス革命に生きた
ひとりの人間の物語です。

残念ながら礼真琴さんのロナンは
休演になってしまい観れずだったのですが
あの時の熱量はきっと忘れられないと思います。


あと、個人的には初演も大好きです。

何よりも愛希れいかさんの演じる
マリーアントワネットの演技が凄まじくて
処刑前の演技は鳥肌モノでした。

初演と再演では、構成も少し変わっていて
それもまた組の色が出て良かったです。

それでもやっぱり私は礼真琴さんの演技が大好きなので
生で礼さんのロナンが見たかったという思いです。

Blu-rayで見たのですが、迫力が凄かった。
革命に生きた一人の生涯を毎日生きていくだなんて
本当に凄いですよね…
絶対にみんな一度は見てほしい作品。
曲も全部が全然、本当にいい曲ばかりです。

眠らない男・ナポレオン

フランス革命のおすすめ最後になるのですが
ナポレオン・ボナパルト目線の作品です。

ちなみに3つの作品をまとめて見ると
本当にさまざまな角度から
フランス革命を紐解いていけておすすめです🇫🇷

星組の、トップオブトップと言われている
柚希礼音さんの代表作のひとつ

100周年記念の第1作目ということもあり
舞台芸術や衣装、全てに力が入っていて
宝塚らしい見応えのある舞台になっていると思います。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ

エリザベート -愛と死の輪舞-

最後にやっぱり、これを抜きにしては
宝塚を語ることは出来ないというくらいに
宝塚歌劇団の代表作なのではないでしょうか。

オーストリア皇后
エリザベートの生涯を描いた作品です。

宝塚は基本的に男役がメインで
娘役は一歩後ろに引いて男役を支える
という暗黙の了解のようなものがあります。

こちらの作品も、
トート閣下という黄泉の帝王がいるのですが
やはりタイトルロールにもなっている
エリザベート皇后の生涯がメインになります。

私のおすすめは、
初演の雪組の一路真輝トートと
宙組の紫月あさとトートです。

もう、言葉にするのも烏滸がましいというくらいに
本当に見て感じてほしい作品のひとつ。

外部(帝国劇場など)でも大人気の演目ですね。

宝塚版は、男役さんがトート閣下を演じることによって
さらに人間味のない本物の黄泉の帝王と
際立つエリザベートの凛とした美しさが凄く
外部で観たことがあるという人にも見てほしい作品です。


まとまりのない文章になってしまいましたが
とりあえず第一弾はここまでにしておきますね。


他にもおすすめしたい作品が本当にたくさんで
語り出すと止まらなくなってしまうのですが

少しでも宝塚や舞台の魅力が伝わっていたら
とても嬉しく思います…🤍

また次回、
第二弾も観てくださると嬉しいです☺️


yun

各種SNS

この記事が参加している募集