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ゲームは義務感がモチベーション。 妥協とストレスしか生まれなかった。

 あけましておめでとうございます。メルヘンクラブです。新年早々、この記事を読んでいただき、ありがとうございます。
今年こそnoteを通じて色んなことを発信していきたいと思います。今年もよろしくお願いします。

 正月休みが終わりました。年末年始は何をしていましたか。
自分はRiJ(RTA in Japan)の視聴、2年ぶりのコミケ参加、「BanG Dream! ぽっぴん'どりーむ!」の舞台挨拶に行きました。
RiJはバグ技の有無に関わらず、1つのゲームに真剣に向き合っている走者とその解説が面白かったです。
コミケは事前抽選制にしたことで、深夜から並ばなくても企業ブース、壁・シャッター前サークルの頒布品を気軽に購入することができました。
ぽぴどりはアニメ勢でも楽しめる作品でした。ネタバレになりますが、主人公戸山香澄が飛行機に搭乗する前に見た夢はまるで自分がそこにいるような気分になりました。原神やゼルダBotWを彷彿させるシーンでした。

突然ですが、

・今やっていることは自ら選んでやっていますか。
・今やっていることは楽しんでいますか。 

 最近、職場で頑張って働くことが辛くなったため、趣味として楽しんでいたゲームが楽しめなくなりました。そこで年末に人生の目的論(Utsuさん)の1つとして過去をグループ分け・深堀したところ、「やりたいこと、楽しさ」より「正しい生き方をし、他人から認められる、注目される人にならなければならない」ととても窮屈な考えをもって日々生きていたことがわかりました。これこそが「他人軸、義務感、正しい生き方、承認欲求」を優先していた生き方になっていた元凶だったですねと。

それをゲームに例えると、

・自分がやりたいゲームより人気作(ポケモン、モンハン等)、高評価(ゼルダBotW、原神等)、最新作(エルデンリング等)を優先して遊ばなければならない。
・購入またはDLしたゲームはクリアまで遊ばなければならない。
・高難度クエスト(モンハンライズ重大事変等)をクリアかつ高精度、好タイムでなければならない。
・高ランク(APEXのプレマス帯、ポケモンのマスターボール級、スマブラのVIP等)に入らなければならない。
・ソシャゲでお馴染みのデイリーミッション等こなさなければならない。

以上が他人から見た正しい遊び方であり、他人(Twitter等のネットの世界が主)に認められる遊び方であると思っていました。

原因はオンラインで人と関わることを半ば強制されるようになった、評判を手軽に見ることができたためであると思います。特に前者はソシャゲのミッションを代表する強制された遊び、SNS、動画サイト等通じて形成される人脈、憧れのアカウント等、それこそが人との比較を呼び、結果として今まで以上に窮屈な遊びになってしまったのではないかと考えられます。

ですが、自分はそれだけではないと考えます。
こうなってしまったのはゲームしか趣味がなかったから。

せっかく買ったからクリアまで遊ばないと。

 新作ゲーム発売と間があるとき「新作ゲームまでのつなぎで1本ソフト消化できるだろう」と新作ゲームの発売日と消化予定のゲームの目安クリア時間(公式からの目安クリア時間×2)から逆算してソフト購入、クリアまで遊んでいました。
つなぎとして遊んだソフトが「微妙」「やる気が起きない」の感想が出たゲームもありました。それでも「せっかく買ったから」、「これクリアするまで死ねない」と思いながら攻略サイトを片手に無理やり遊んでいました。
今思えば、ゲームを買うお金があまりないかつ趣味がゲームしかなかったため、無理やりクリアするしか方法なかったかもしれません。

SNS・動画サイトの影響により、今度は最速クリア・高難度クエストクリアしなければならないと思い込むようになりました。自分はそれができないので、嫉妬と焦りしか残らず、余裕をもってゲームを楽しむことができなくなりました。これこそが楽しむ、挑戦するから義務感になってしまった瞬間でした。

ついに・・心が折れた

 義務感でずっと遊び続けた結果、8月のMHRiseのSFコラボラージャンのクエストでついに心が折れてしまいました。このクエストは普通個体のラージャンと強化個体のラージャンが2体いて、どちらか1体倒せばクエストクリアです。ところがSNSは強化個体ばかり選んでいて、普通個体を選んではいけない雰囲気が物凄く漂っていました。それが辛かったです。

そこで、一旦ゲームを遊ぶことを辞めました。その代わりにゲームプレイ以外で楽しいと思えることをしました。冒頭で述べた年末年始のRiJ、コミケに参加、舞台挨拶はまさにそれですね。これらはすべて楽しみでしたから、事前にスケジュール確認、応募、当落確認、チケット発見、回るサークル確認など「やらなければならない」と思わなかったから、面倒な事前準備も容易にできました。

ゲームは元々趣味で楽しんで行うものです。高難度クエストも力試しで挑戦ためにあるものです。義務感で遊んでいる人が楽しんで遊んでいる人に実力で上回ることはありません。脱落していくか精神崩壊するだけです。

最初はなかなかできないと思います。まずはソシャゲのログインボーナスをスルーする感覚でやってみてください。すると「やめて楽になった。」と思う日がくると思います。そこまで行ったら、義務感で遊んでたゲームを削除しても平気になります。どうしてもやりたくなったら戻ればよいのですから。

義務感で遊ぶことは妥協とストレス

義務感で遊ぶことは、「福袋に入ってた商品が微妙だけど、せっかく買ったから捨てずに使わなきゃ」の考えに似ています。部屋が汚い人の典型的な言い訳の1つですね。「微妙だったけど、使えるし、捨てるのはもったいない」。よく考えてみてください、微妙だと思いつつ、無理やり使っていてときめきますか。ときめくわけないですよね?つまり好きなものではないものを妥協して使っています。好きでなければ、「上手くなりたい。」、「SNSで魅力を語りたい」と心底思わないはずです。

ゲームも「微妙」「やる気が起きない」と思いつつ、クリアまで遊ぶことは好きでもないゲームを無理やり遊んでいるのと同じです。
さらに自分がやりたいからやっているわけではなく、「評判が良いから」、「人気作だから」など他人軸で遊んでいるのです。

「微妙」「やる気が起きない」→遊ばない→クリアできずに積む→それを見るたびにストレスたまるの悪循環となり、クリア=ストレスから解放になってしまいます。これはどうしても遊びたいゲームでも起こりますが、大抵は「ゲーム機買ったから」、「人気作」、「約束された神ゲー」など他人軸で買ったゲームに起こることが多いです。

序盤から「面白くない」と思った時点で終盤までその評価が覆ることはほぼありません。妥協と惰性で遊んでいるため、ゲームクリアしてもマイナスから0になるだけです。プラスになることはありません。見るたびに憂鬱な気持ちになる前に手放すことをおすすめします。

以上、メルヘンクラブでした。


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