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小さな選択の先にある未来

昨日は子ども会の皆さんと遊園地へ。
子ども達を見守りつつ一日中歩き回って、帰宅した頃にはライフはゼロ。夕食後には当然のように寝落ちして、ずっと観ていた「ブラッシュアップライフ」の最終回も見逃してしまった。
(なお、さっき見逃し配信の恩恵にあずかったよ。ありがたや)
そして、ふと目が覚めて深夜にTwitterを開いたら、これ、笑。

田中健士郎の働き方ラジオの公開録音。

10年前は社会人になって数年目だったという田中さんのお話を聞きながら、10年前の私は社会から離れた世界線で生きてたなーって思い出していました。


10年前は社会から少し離れていた

2013年といえば娘が2~3歳のころ。

世の中の流れより日々のニュースより、今日はいつごろ公園にいこうかな、たまには違う公園もいいな、何をして遊ぼうか、おにぎり持っていこうか、おやつは何を作ろうかな、夕食は何をしたら食べてくれるかな、今日もまた「トトロ」のビデオ見るのかな、今夜は朝まで寝てくれるかな。

24時間、そんなことばかりを考えてすごしてました。

仕事は出産前に辞めたままだったし、幼稚園に通うまでは、日中のほとんどをずっと娘と二人で過ごしていた数年間。

それはそれで楽しかったし、有意義な時間だったなと思う。

毎日のように激しい夜泣きが続いて朝まで抱っこしてほとんど寝れず一緒に昼寝してたことも、毎日毎日繰り返しトトロのビデオを見ていたことも、手作りのおやつを一緒に食べたことも、山のように写真やビデオを撮りまくったことも、しくしくとひたすら泣いて途方にくれたことも、どれも今思うと愛おしい時間。

友人たちより遅めの子育てだったから、みんな口々に「通り過ぎたらあっという間だから、今を楽しんで」って言ってくれるんだけど、そんなことより大変なんですけどーって当時は思ってた、笑。

でも、今は分かる。
本当に通り過ぎたらあっという間だった。必死すぎてよく覚えてないことも多いけど、あんなに全身で全てを頼ってくれる存在なのは、ほんの数年しかない。

有難いことに仕事復帰の声をかけてもらったこともあったけど、結局そのまま数年がすぎた。

どの選択をしても後悔のないように

そんなころから10年。

今は真逆の生活をしてるなって思う。

朝からパソコンの前に座って仕事をする。出かけていてもスマホで連絡することもあるし、持ち歩き用のパソコンも購入した。夜に仕事が入ってる日もある。

娘っ子は、私が用意しなくても自分で紅茶を入れて戸棚からおやつを出して食べるようになった。

もしあの頃、仕事を再開していたら、WEBライターになることも、フリーランスになることも、ここでnoteを書くことも、たぶんなかっただろう。

その小さな選択が、今のわたしを作っている。

もしかしたら、どれかの選択が他の誰かに影響を与えているかもしれない。ひとつの選択がズレていたら、出会わなかっただろう人もいる。
そう思うと、目の前の小さな選択の一つひとつを、何となくじゃなくてちゃんと考えなくちゃいけない気がした。

全部がつながって今にたどり着いてるんだ。

これからの10年はどう変わっていくのだろうか。わたしは変わらずライターやオンライン秘書をやってるかな。それとも、全く別のことをしているかも。そこにたどり着くための選択肢は、もうきっといくつか選んでいるはずだ。

10年後は娘も大人になっている。もしかしたら、どこかのクラウドソーシングの会社でインターンとかしてるかもしれないね、笑。そうなったら面白いな。

どんな選択をしても、ひとつの未来しか見ることはできないから、ちゃんと一歩ずつ、後悔のないように進んでいこうとあらためて思う。

更新されたラジオを聞きながら、また思いを巡らせてみよう。

あなたは10年前、何をしていましたか?
これからの10年、どうなっていくと思いますか?



追記:放送を文章化した記事が公開されていますので、紹介しますね。


読んでくださり有難うございます!