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知能って何ですか?障害って何ですか?ギフテッドって何ですか?

 おはようございます。
週末はハードです。
特に今週末は子どもたちが中間テストを控えていたり
若者が就活時期だったりとなにかと気ぜわしいです。
その上、新規事業の準備に追われているのでなおさらです。
それでも、自分らしさを貫くために?
キャニオニングなんか行ってますけど。(笑)

いつも思うことの一つに
「知能はどこにあるのか?」
と言うことがあります。

検査上での評価を指して言っているのではありません。
検査の結果は一部であって その子自身を表すものではありません。

評価されない能力をいかに見つけて社会で評価してもらい
経済活動もできるように育てるか?
がわたしの役目の一つだと考えています。

「障害がある」という評価も見えている特性を評価しただけで
その他の長く深く関わることで見える個性や認知能力は評価していません。

特にLD児は「知的障害」と評価されることも少なくありませんし、
ギフテッドもADHDとされたり、
見える特性だけで自閉症と評価されたりします。

反対のことも言えます。
ADHD児や高機能自閉症児の中にも 
ギフテッド同様の能力を持つ子がいます。
その子たちをなぜギフテッドと評価しないのか?という矛盾。
明らかに私なんかより膨大な情報を記憶し、
いろんなところから詳細な情報を提供してくれます。
しかもそれが多岐にわたる興味ごとだったりすることもあります。
単純に一つの興味のみの情報ではなく。

今日の画像は「CHOU CHOU」という英語の絵本です。
私のところに来ている彼は この絵本をまるでネイティブのように
英語ですらすらと発音も素晴らしく読み上げます。
英語のウェブサイトは理解して閲覧しています。
以前は英語で物語を書いたりしていたこともあります。

けれど、一般的な彼への評価は「自閉症」です。
彼の才能や可能性を今のある制度では全く評価されません。
存在する仕事は彼の能力は生かされず
彼がワクワクするものではありません。
ソーシャルスキルやライフスキル、コミュニケーションスキルも
IQ数値が高く凸凹が極端にあり生きづらさが強く見える子たちよりも
明らかに優れているかもしれません。
それでも、彼らの力を社会で上手に生かすことができません。
彼らのような子どもがいることを知っている人もほとんどいません。

そんなことに憤りを感じます。
私たち、教育者や支援者は彼らを様々なところからアセスメントし、
彼らの個性を社会で活かせることができるように育て、繋いでいかなければなりません。

希望を抱き、明るい未来がイメージできるように
提案してあげなければなりません。
決して、落胆や絶望を感じさせてはいけないのです。

「努力の先には必ず奇跡があり、明るい未来が拓けていくことを実践をもって示していかなければならないのです。」




ほんと、彼の流暢な英語を皆さんに聞いてもらいたいくらいです。(笑)

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