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 中学生になるとその先、進路を決めるという人生において
重大な決断に迫られる。
実は、中学生の時に考えるのでは遅くって
学童期から未来を見ておかなければならないのだけれど、
じゃぁ、もう遅いやん!って思われてしまってもいけないので、(笑)
中学生で考える場合について書いておきます。
1,2年生であることを念頭において。
3年生になってからはさすがに選択できると言うよりは
消去法で進むことができるところを探すしかない。という場合もあるので
やはり早めに気づいた時に準備をお願いしたいです。

 まずは、学校のどのクラスに在籍し、学習を進めているか?
通常級に在籍しているのであれば、選択肢多し。
通常級にも行くが、主要な教科は支援級にて学習している。
この場合は、学習内容と試験の受け方により選択肢が変わってきます。
そもそも同級生が受けている定期テストと違う内容のテストを受けている場合は公立高校受験条件である内申を付けてもらえないので、公立高校への進学は難しいと言うことになります。
また、どの教科を支援級で学習しているのか?は今後の進路において重要なポイントにもなってきます。
大抵の場合、学校は英、数、国を支援級で・・・。と薦めるのですが、
私は、このパターン好きじゃない。と言うより、
単純にみんなその教科を支援級って言うのもおかしいです。
もちろん、1教科だけって子も居るかもですが、1教科って言うのも中々理解できない選択肢。
もとい、次、支援級在籍であり、配慮をガッツリ受けている。
そんな場合は大抵特別支援学校の高等部を薦められるはず。
まれに、公立高校の発達障害の子を受け入れる学校やコースを選択肢として挙げる場合もあるけれど、非常に狭き門であることと、
少数であり過ぎて学校と言えるのか?と言うような学習体制であったりするので、そこはしっかりチェックすべき。

で、進路先決定の大きなポイントはWISC‐Ⅳの検査結果を参考にすると言うことです。
発達障害が疑われると大抵の場合、WISC‐Ⅳの検査をどこかのタイミングで受けていると思うので、それを参考にします。
ココで、注意することは全検査IQだけを見るのではなく、最低でも合成得点プロフィール見てね。ってこと。下位検査も分かればなお良いけど。

そんな検査していません。
と言う場合は、誰か第三者の方のサポートを受けていたら、その方に進路先の相談をしてみてください。
残念ながら学校の先生は教科学習の評価しかしないので、
学校の先生の言うことだけ聴いていては危険です。
学習障害を抱えている子の多くは、評価が低くなります。
他のスキルもしっかり評価してあげることが大切です。
単純に学校の勉強ができないから
知的障害ってことにしてはいけないですよ。
この辺りは専門的に学んでいる人でないと難しいかも。

 支援級在籍するに辺り、
事前に確認必須です。
どのような学習が担保されるのか?
進路の選択はどの程度可能なのか?など。
一旦通常級から離れてしまうと
学習内容が大幅に違ってくる場合もあります。
そうなると、選択肢が狭くなるので要注意。

それでも、選択肢が無くなるわけじゃないよ。

もっと、ココの場合は詳細に書いた方がいいかな~。(笑)

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