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(3/4)豪ワーホリビザからスポンサービザを獲得するまでの道のり

2022年の10月末に、同僚全員と一緒に解雇になることが告げられてから、速攻Job huntを開始。

6月にシドニーに引っ越してきて、就活してから4ヶ月しか経ってないから、履歴書の更新も簡単!(笑)

Job huntで何をしなきゃいけないか、面接の段取りも記憶が鮮明だから、そんなに気後れすることもなく。
強いて言えば、こんなにすぐにまた就活しなきゃいけなくなるとは思いもしなかったから、「ああ、またか。めんどくさいなあ」と。
あとは、現実的な問題で、ワーホリビザが残り8ヶ月しかないから、早く次の会社を見つけなきゃと、緊張感。

2ヶ月分の給料が、解雇手当として出るから、しばらくの間プー太郎することも経済的には、余裕でできたんだけど、(しかもお天気が最高にいい期間だから、本当に最高のプー太郎生活できる(笑)毎日ビーチでゴロゴロできる〜)

でも、ビザを確保することが最優先だから、サクッと次の就職先を探すことに。

なんでこんなにスピーディーに就職先を探すことにこだわっているかというと、ワーホリビザの有効期限が短くなるにつれて、就活が難しくなると考えているから。会社としては、ビザの残りが3−4ヶ月の人は積極的には雇いたくないだろうからね。
例えばRP(Permanent Resident、永住権)保持者と、ワーホリビザ保持者がいたら、会社としては雇用制限のないPRの方が魅力的なわけで。

ちなみにワーホリビザ保持者はひとつの会社に勤められるのは上限6ヶ月という規定があって、私が面接の際に、会社に必ず伝える&確認する事項としては、「私はワーホリビザだから、この会社に6ヶ月しか働けない。長期的に勤めたいと思っているから、その際にはスポンサービザが必要です。スポンサービザを出せますか?」と、スポンサービザの発給能力と意志を確認してた。

就労ビザの発給のシステムは、完全には理解してないけど、どうやら会社が一定の金額を払って(300万だか、500万だか)「就労ビザを発行していい会社リスト」的なものに載るらしい。その上で、スポンサービザの申請費やら、イミグレーションアドバイザー・移民弁護士のコストもかかるの。
だから、ワーホリビザ保持者を雇うのはコストがかかるの。
大きい会社だと、この「就労ビザを発行していい会社リスト」のコストをすでに払っている可能性高いから、ワーホリの人を雇うのにハードルが少ない場合もある。
実際Job huntをしてOfferをもらった会社に、スポンサービザの発行が可能か念のために再度確認したところ、このコストがかかることを知らなかったらしく、「やっぱりスポンサービザ出せないみたい、ごめんね、それでもよかったら、うちに来て?」と言われて、オファーを断ったことも。
だから、しっかりと会社に就労ビザの発行能力と意志があることを確認することが大事!
社内にワーホリビザからスポンサービザに切り替わった人とかがいるとなお安心だね。

シドニーでの、2回目のJob huntは、1回目と全然違った〜
私自身の就職マーケットの理解度も格段に上がったし、自分がどんな会社に行きたいかも明確。
そして何よりも、同僚全員が私が次の会社を探していることを知ってるから、手厚いすんばらしいサポート体制!!

業界歴の長い上司がこの会社があなたのポジション募集してるよ、興味ある?私の友人がこのエージェンシーに勤めてるの、繋いであげようか?とコネクションの嵐!!
就活をこっそりやらなきゃいけないストレスなくて、みんな大ぴらけに情報共有して、業務時間中にインタビューを組むことも歓迎された◎

マネージングダイレクター・支社長の一番の願いはみんなが路頭に迷わないことだったから、すごくケアしてくれているのが感じられて、しみじみいい会社だなあ、同僚に恵まれたなあと。

どこの会社のインタビューはX回目だよ、とか進捗も全部共有したもんね〜

そして、ある水曜日、マネージングダイレクターのスージーが、YYというクリエイティブエージェンシーがあなたのポジションを求めているわよ、CEOに繋ごうか?と申し出てくれた。
Yesとお返事したら、速攻CEOとのメール開始、そして5分後には電話かかって来て、この後30分後ぐらいにオフィス来れる?とのスピード展開。
たまたま現オフィスがYYのオフィスの徒歩圏内だったから、即日CEOと面談することに。
インタビューもサクッと、うまくいき、明日他の人にも会ってよ、と。

シドニーでよくあるプロセスとして、最初にトップ/CEOとインタビューして、その後に、実際に一緒に働くことになる直属の上司とのケミストリーチェックをして、ジョブオファーをもらえるよ。

今回もその流れで、翌日の木曜日に直属の上司となる人2人とインタビューして、金曜日にはもうオファーがあった。正式な書類でのジョブオファーは月曜日だったかな。
それにしても、水曜日に紹介してもらってから、金曜日にオファーが出るスピード感よ。

この後、オファーレターの中身を吟味して、ビザ関連の項目でちょっと懸念事項があったから、現会社の人事経由で、法律家に契約書を確認してもらって、自力で交渉して、契約書の内容を変更してもらった。
(めちゃくちゃ誇らしい瞬間ね!!大人になったなー!海外で生き抜く力がついて来たなーーー!)

内容しては、就労ビザにかかる費用を誰が負担するかというもの。
私の理解では、雇用側が100%負担しなきゃいけない、というものなんだけど、一部の企業では、50%を従業員側に負担させるのね。
YYは後者で、私は納得いかなかったから、契約書を変更してもらった。

言い方としては、I want to do the right thing的なアプローチで。
私だけに経済的に利益があるのではなく、会社にもいいことしてますよって。

無事に雇用契約書にサインをして、翌週から働き始めるのでした。

(次回のブログ、4/4では、具体的なビザ申請の必要書類などについて〜)


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