mapo tofu

嬉しかったこと悲しかったことを書き留めておきます。生活が苦手です。

mapo tofu

嬉しかったこと悲しかったことを書き留めておきます。生活が苦手です。

最近の記事

傲慢と家事

作品を体験として落とし込む難しさと対峙している。経験していないことを知った被るのはお門違いだ、と言われるとその通りなんだが教養がないため学ぼうとすることは許してほしい。成功と失敗で過去を振り返れば中途半端な成功しかない人生で喜劇!悲劇!と振り切った物語に共感し難い。その代わり静かな作品には集中して全身で臨みたいし理解したい。静かな人間の気持ちを汲み取りたいと思う。 友人と家事について会話する機会が増えた(同時に共通話題が減ってることが証明されてしまい悲しい)。人それぞれだよ

    • 浮上と沈没

      繰り返される浮き沈みとどう付き合っていくべきか自分に適した方法を探している。「躁」に依存してギリギリ日常が成り立っているだけで生活とは呼べない。ダメな日に自分の機嫌をとれるようになりたい。 両親は20代でどんな将来を想像していたのだろうか。現代より様式が固まった中で何を楽しみに生きたのか想像すらできない。行き当たりばったりの人生だったのか、私はその中で邪魔になっていなかったか。エンドゲーム劇中のタイムトラベルでトニー・スタークが父親に伝えた言葉がより重くのしかかってきた。

      • 文芸と飲み会とハードボイルド

        今年はやりたいと思ったことに着手する年にしたい。深く考えて尻込みする癖があるから意識的に動き出すようにした。とりあえず小説を書いてみたいと思ったので3月締切のコンテストに参加した。投稿に向け移動時間を使って設定を考えたり数行書き出したりした。そして締切3時間前に全体の半分が白紙だった(挫折が早い)世の中締切を守るだけで偉いと言うのは本当だと知った。正直諦めて次の機会にやろうと思ったが今年こそ変わるのだと一念発起し、結果締切の数秒前に投稿した。危なかった本当に間に合わないところ

        • 善人と煙草とマクドナルド

          「物事を正しく認識し把握しより良い人間になるよう努めなければ、という自負心があるように感じられる。」いつどの本で読んだか覚えてない言葉に刺された。幼少期から大成功するより失敗しちゃいけないと感じる環境だった。親がそう言った訳でも教師に言われた訳でもない。出来る限り良い子になろうとする中で周りの優等生は凄いと思ったし、素業の良くない人たちをズルいとも思った。社会人になってから失敗しないことを徹底するのはどんどん難しくなった。良い人として生きるのはとても息苦しい。もう少し器用に生

        傲慢と家事

          効率と服と花見

          生活に効率をどこまで求めるか線引きが下手だ。仕事は(相手に不快感を与えなければ)効率こそ正義だと思う。けど私生活の会話の中でもそれを求めてしまうことってない?私はある。いや雑談する時間くらい作れよって話だけど漠然と人生に焦ってるんだよな… テクスチャとか素材の重要性に気付き始めた。お恥ずかしい話、去年末あたりまでセットアップ同様上下素材を合わせた方が良いでしょと思ってたけど全然そんなことなかった。緩急とかアクセントとか適切な表現がわからないけど「ここに別素材のパーツがくるだ

          効率と服と花見

          2023.03 スニーカーとカフェと家

          神宮前のギャラリーに行った。イラストレーターtarou2さんの個展。コンセプトがポップで可愛いのにやっぱりクール・・・スニーカーショップで作品観てるような気持ちになった。購入した作品が届くの楽しみ。 近所にあるお気に入りのカフェでささやかな催しをした。お店のオーナーが快諾してくれてスムーズに当日を迎えた。何度も「よかったよかった」と一緒に喜んでくれて嬉しかった。また食べに行こうと思った。 3月は家を買う話を聞く機会が多かった。車や時計へのこだわりはないけど家は過ごす時間を

          2023.03 スニーカーとカフェと家

          2023.02 手紙とサウナ

          友人が結婚式へ招待してくれた。大学で出会ってから今日まで定期的に近況報告を兼ねてご飯を食べる。この時間が結構良い。正面から否定されるわけでもなく「こう思うよ」みたいな感想が柔らかく素直に受け取れる。根本的に間違えていたら直したいけど意地を張ることもあるのでこのくらいの言葉が丁度良い。披露宴のテーブルに置かれた手紙にはざっくり「君の意見を参考にしてる感謝」と書かれていて私の台詞だなぁと思った。 野尻湖の辺にあるThe Saunaに行った。正確には連れて行ってもらった。先輩は企

          2023.02 手紙とサウナ

          2023.01 病と音楽

          元旦、流行り病に罹患した。2020年から世界中で跋扈していると噂のコロナウイルスは周囲の人間に感染者がいなかったせいで存在を疑うまであった。結果気の緩んだ年末に感染した。発症前に会った人達れの申し訳なさで酷く落ち込んだ。自分が誰かの生活を脅かすことへの恐怖は耐え難い。慎重に生きねば。 慎重に生きねばと言ったものの当選したチケットを無駄にすることはできない。音を浴びる瞬間にしか得られない心地良さがあったり、あまり聴いていなかった曲に大きく心を揺さぶられたりする。羊文学のアルバ

          2023.01 病と音楽