それなりに育児も家事もこなせていて、仕事もしている。だけど本当は毎日娘の鳴き声に怯え、息を詰まらせながら過ごしていたあの日々。意外と身近に、しかも普通のお母さんに見えるあの人が、…
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産後うつ記録:今でも疑問な「お母さんも落ち着いていていい感じですね」
これは、わたしが娘を出産してから2年半もの間苦しんだ産後うつに関する記録です。今も産後うつに悩む方やその周りの方に、何か参考になることがあれば幸いです。
前回の記事はこちらです。
義母から知らされた長期出張の事実に、わたしの心はまさに嵐が吹き荒れました。
ほんの少しのわたしのミスで天に帰ってしまうかもしれない、この小さな赤ちゃん。空腹で泣き、目が冷めれば泣き、眠れないと泣き、何もなくても泣く、
【産後うつ記録】子育てサロンへ行くことは決して簡単ではなかった
長期出張へ夫が行く前に、どうしてもしなくてはいけないことがありました。
それは、夫がいない間「顔を合わせて会話できる大人」をさがすこと。
というのも、この時点わたしはその町に住んでまだやっと2年。
産前に仕事はしていましたが、少し離れた場所で働いていたため、近所に知り合いはいませんでした。
朝夕に夫と過ごす時間だけが、唯一大人とまともに会話できる時間。
この貴重な時間を失ってしまうと、一日中言葉
産後うつ記録:親でもあり子でもあるわたし②
前回の記事はわたしの幼少期から転校生として過ごす小学校時代までについて書きました。
そのなかで書いた通り、成長とともにわたしはどんどんアイデンティティというものを見失っていました。ただ実際のところわたし自身、自分が自分を失っていることに気づいていなかったのです。
今回の記事は、「親の言葉がけで子どもは自分を認識してしまう」という話をします。
ネガティブなセルフイメージになった理由は親の言葉がけ