見出し画像

私の限界と意地

説明は要りません。
落ちて這い上がるさまをご覧ください。

不安とどん底

病院をたらい回し
電話すらたらい回し
未だ腹痛はある。

そんな私はもう笑うことができませんでした。
口から出てくるのは不安ばかり
そんな自分も嫌なのに
周りの人が楽しそうにしている姿すら
見ていられなくなりました。

そしてそれに輪をかけて体調にまで
不安やストレスから来る動悸
手の震え、体にずっと力が入る
言葉が上手く出てこない
無気力に食欲皆無。

やりたいことに手をつけられない
でもソワソワして
浮遊霊のように家の中を無駄にフラフラ。

これはもう「典型的な鬱」と自覚しながらも
為す術がなく…珍しく本気で
地面にめり込むほど気持ちが急降下していきました。


でも意地だけはあった

しかしながら
私はクリエイターという仕事をしています。
そして伝えることの大切さを知っています。

だから芯まではブレずにいました。

絶対誰かに届くから

その思いで、今までの序章から3章まで
書き上げました。

記事にハッシュタグを沢山つけました。

私をここまで追い込んで
ただで済まさないぞと言う気持ちと
もし誰かが同じように不安と闘っていたら
そしてもし私の声が専門家に届いたら

と自分の中での意地がこのnoteを書く気力でした。


神社にも行き御守りも買いました。
福岡にいる義母からも御守りと御札が届きました。

こうなりゃ神頼みだと言わんばかりに。



よく言われませんか

神様は乗り越えられる試練しか与えない

という言葉。

平常心で聞くとしみじみ
「そうか、乗り越えてきたもんな…」と思うのですが
正直これは精神どん底のときに言われたら

「神がいるんなら、死人は出ないと思うぞ?なぁ?」

「はい、神ー!いま助けるとこですけど!」

と神様に向かって
嫌味を撒き散らすしか出来なくなります。

でもわかってます
周りの優しい人たちは決して病んでることを
バカにしたりしていないと。わかってるんです。

なんと言葉をかけたらいいかわからない
それが当たり前なんです。

私ですら為す術がなく
何もかも分からなくなって神頼みしてるのに
皆が言う神様に喧嘩を売るという奇行に出ます。

そんな中でも
メッセージをくれたり
何していいかわからないけど心配だよとか
無理しないでねといつも声をかけてくださる
大切な人たちが居たから


その試練、受けて立つ!

と私は必死になりました。


そして昨日
旦那さんの力を借りて
少し遠くの病院に行ってきました。

結果

「骨盤腹膜炎」より
「S状結腸」の可能性があることがわかりました。

そして問診票に3度骨盤腹膜炎を繰り返すも
抗生剤のみで、今に関してはまだ痛みがあります。

と書いたのを見て

「本当に抗生剤だけだった?」
「CT検査しなかったの?!」
「大変だったね」
「もし次に同じ痛みがあった場合
すぐ連絡して病院に来てください」
「連携している病院へすぐに紹介状を書きます」

という心強い専門医からの言葉を聞いて
安堵しかなかったです。

まずは3週間ゆっくり服薬にて腸を整えてみよう
それだけで再発リスクはすごく下がるからと
いうことで、帰宅。
処方された薬を飲んでいます。

ずっと険しかった旦那さんの表情も
不安と動悸で蚊の鳴くような声でしか
話せなくなっていた私も

ようやく笑うことができました。


神頼みや神様が乗り越えられる試練しか与えないのは

自分の心の中から自分を奮い立たせるための
言葉であると痛感しました。

神頼みに関しては
もうお手上げなんです。という状態でやりました。

しかしどちらも
まずは自分の中の不安要素を消していくために
ちょっとでも希望があるなら、出来ることがあるなら
藁にもすがる思いでやること。

そこをやるかやらないかです。
自分をどん底から引き上げられたら
あとは上がります。


あとは病院、専門家とも出会いです。
私は今回遠くても行く!と決めてから1件目で
不安を消すような親切な対応をしてもらえる
病院に出会えました。

そこがダメだったら次!ともう決めていました。


最初は怒りと不安で
今に見てろよ…という中で書き始めた
私の過去と現在。

人間誰しもネガティブに潰され
負ける時もあるのが当たり前です。
ポジティブだけで生きていける人は
私はまず疑います。性格がわるいので。

私の汚い部分
荒んだ部分
そこから這い上がる姿

それを見て
嫌いになられようが離れていかれようが
私は構いません。


私と同じような不安に押し潰されそうな人が
この世に沢山いるであろうことを
誰かに知って欲しかったです。

専門家でもいい
不安真っ只中の人でもいい

病院とは無縁な人でもいい


例え大病ではなくても
不安要素が増えると、人は容易く壊れます。

それでも伝えたいのは
自分の事のように心配してくれた
大好きで大切な人たちのおかげで
崖の上によじ登れました。

私の言葉で這い上がれるチャンスをつかめる人がいたら
私の意地が専門家たちに届くのなら

私はいつでも私をさらけだします。


おかげさまで
体調も精神面もすこし回復しました。

ここまで私の愚痴にお付き合いいただき
本当にありがとうございました。

────────fin

まぴこ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?