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東京、絡み合って織りなす

先日、MAGAZINE一服の取材で話を伺っているときに、知人の名前が出て来て、その時は「どっかで聞いた名前だな」と思っていたけど思い出せず、後から書き起こしていた時に思い出した。まさかこんなところで繋がるとは。

今日は桃を売りつけてくる人に撮影中に絡まれて、私はとても不愉快だったが、仕事仲間の人が義理で買っていた。「いつかあの人にさ、助けられるかもしれないじゃん」と言って。そういうところ、本当にいいなあと思った。

写真を撮る時、あまり構図を気にしない代わりに、どれだけ多くの情報をうまく入れ込めるかということに私は集中する。ビル、空、映り込む人、緑、ガラスなど。そしてここかな?と思ったピントとタイミングで撮影する。

東京駅周辺に2年くらい前から興味を持ち始めて、ちょくちょく撮影に出向いている。この写真を見ながら、また、今日のそういう思わぬところで人と繋がる場面を思い出して、私たちは絡み合って、織物を作るように、東京で景色やシーンを作っているのでは?と思ったのだった。

あなたもいずれ、私の写真に映るでしょう。

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