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#37 習慣編 時間の価値を考える

環境の奴隷にはなりたくないが…

フリーランスになってから、時間に対する考え方がかなり変ったと言える。

サラリーマン時代は拘束時間が多く、それこそ”環境の奴隷”だった。

趣味や遊びの時間は愚か、寝る時間すら確保出来なかった20代。

時間を自由に創造できる、憧れのフリーランスになったのに、真っ白のスケジュール帳を目の前に、どこから埋めていべきか、始めは分からなかった。

ブランドを立ち上げると言っても、漠然としすぎていて、何から手を付けて良いのかすら分からないまま、ただただ我武者羅に、”やりたいこと”と、それを実現する為の”やるべきこと”を棲み分けしながら一歩ずつ歩いた。

独身ではないので、毎日のルーティンとして主婦業がある。
意識して運動しないと、デスクワークは体が鈍る。

そんな、ブランド以外のやるべきことも考慮していると、それまでは環境(やらなければならないこと)の奴隷の如く、自由(やりたいことをするための時間)を欲していたが、いざ束縛が解かれると、とても不自由だということに気がついた。

自分で時間を設計し、コントロールしていくことがこれほど難しいことだとは。

学生時代は昼間で寝ていても、一日中テレビを見ていても、何の罪悪感もなかったのに。

今ではそんな生産性の無い時間を少し過ごそうものなら、たちまち罪悪感に駆られるのだった。

フリーランスとはみんなそういうものなのか。


強いマインドで時間をコントロール

経営者になりたければマインドを鍛えろ。

ビジネス書を読み漁ると、大抵同じことを言っている。

ここでいう”マインド”とは、自分を律する心のこと。

”毎日コツコツ”、”継続力”、”前向きな姿勢”、”行動力”、”集中力”、”決断力”、”判断力”、その他etc…

これらは全て、フリーランスに限らず、必要な”スキル”。

これを鍛える一番の方法、それはスポーツや筋トレ。

ナカムラは、毎日30分~1時間はヨガ、フィギュアロビクス、散歩をしているのだが、キツめのトレーニングをするとそれをやり切った時に少しずつ忍耐力と精神力が強くなっていく気がする。

継続は力なり。


時間=命

当たり前のことだが、”人生は有限”である。

身近な人の死を目の当たりにすると、改めてそのことを気づかされる。

余命宣告をされた人、その家族は、その限られた時間を丁寧に過ごそうとする。

ナカムラもこの夏それを経験した。

8年前に祖父が急死した際は、よりそのことを強く感じた。

人生はあっという間。

明日何が起こるか分からない。

だからこそ、毎日を丁寧に、今日出来ることを精一杯に。

毎日毎日をお腹一杯で締めくくれるように。

そんなことを考えながらも、夢と目標は大きく。

自分の人生が100年であっても無くても、100年分の満足ができるように精一杯時間を有意義に過ごしたいと思う。


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