マオジェルでフィルイン、守るべきポイントをおさらいしましょう。 〈前編〉

　こんにちは、maonailです。本日は「フィルイン」についてのお話です。

そもそもフィルインってなぁに？

　フィルイン。ひと昔前と比べると随分浸透してきた言葉ではありますが、最近ネイルを始めた、という方のためにまずは「フィルインとは何なのか？」を説明します。

　フィルイン、とは「前回のせたベースジェルの層を一層残し、新しいジェルをのせていく」という手法を指します。対の表現が「オフ&ニューセット」。これは前回のジェルを全て除去し（オフ）自爪の状態にしてから新しいジェルをのせること（ニューセット）を指します。

　オフ&ニューセットの最大のメリットは、前回のネイルの影響を受けないこと。浮いていても剥がれていても、それを全てオフして、リセットしてニューセットしていくので、浮きや剥がれを過剰に心配する必要はありません。

　ただし、デメリットもあります。1点目は毎回オフ剤を使用するので、爪や肌によくないということ。オフ剤はアセトンという、プラスチックを溶かすほどの強い溶剤が含まれます。そう、爪や肌にいいわけがない成分が含まれているのです。。もちろん肌を守る成分などが含まれたオフ剤もあるとは思いますが、オフ剤の使用頻度は最低限に留めるに越したことはありません。その点フィルインではオフ剤を使用することはありませんので安心ですね。

　デメリット2点目は時間がかかりすぎてしまうという事。オフの際に溶剤が爪の上のジェルを溶かすのを待たなければなりません。この時間が結構かかることが多く、お客様の時間を多くいただく事になってしまうのです。
その点フィルインはトップもカラーもマシンで削るだけ。かかる時間は半分以下で済みます。

フィルインは無敵？

　フィルインはなんだか良さそうですね。ただ、良い面だけではないのも事実。フィルインは無敵ではありません。フィルインのデメリットもまた2点。

①何か月も爪の上にのることができる優秀なベースジェルが必要
②マシン購入、マシン操作の練習がマスト

　フィルインは前回のせたベースジェルを残して新しいジェルをのせます。なので、浮きやすいジェルの使用は厳禁。フィルインに適した、高密着ジェルを使用しなければなりません。
　ですが、この点はご安心ください。マオジェラーの皆様ご存知のベースジェルピタコはフィルインの為のベースジェルです。
　maonailサロンでもピタコ一種類で全てのお客様フィルインさせて頂いております。お客様によってベースジェルを変える必要はありません。ピタコ一択で大丈夫です。

　2点目のデメリット、これがフィルイン導入の最大のネックになっている方は多いのではないでしょうか？
　オフ&ニューセットはアセトンとコットンとアルミホイルを準備してあとはそれを巻いて、待ちさえすれば必ずオフできる、ローコスト、ノー技術に近しい手法です。
　マシンは昔と比べるとお安いものも増え、コスト面のデメリットは昨今解消しつつありますが問題は技術。マシン技術は動画の見様見真似ではできない技術。（危険なので絶対禁止！）

　ただ、言い換えればネイリストがその技術さえ身につけてしまえば、お客様の爪や皮膚を痛めるリスクを大幅に減らし、且つ時短も可能になるとても素晴らしい技法だと思います。

　フィルインは無敵ではありませんが、ネイリストが技術さえ身につければ無敵になりうる手法だと思います。マオジェラーの皆さまには是非トライしてほしいな、と思っています。

　ここまででつい長くなってしまったので前半はここで区切ります。後半は、実際にピタコでフィルインする際のポイントをおさらいしていきますので、お楽しみに☺️

以上、maonailでした。



↓皆さま、こちらの投稿ご覧になりましたか❓前から事務所にちょこちょこ可愛いサンプルが届くなあとは思っていたのですが、まさか全てプレゼントだったとは👀太っ腹すぎます😂さすがです✨2021もmaonailは無敵ですね☺️

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