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【腰戦記】プロローグ

筋膜リリース注射が腰痛に劇的に効いたので、体験記を少しずつ書いていきます。腰痛や肩こりで苦しんでいるの人たちの参考にならんことを。

四年ほど前からひどい腰痛に悩んできた。いわゆる慢性腰痛だ。
原因はたぶん、何年も続けてきた長時間のデスクワークと、その頃に1メートル四方以上の切り絵をネチネチと床に這いつくばって制作していたこと。
「俺…この作品をつくり終わったら…ムエタイ教室にかようんだ…」など言っていたがムエタイどころではない。完全な死亡フラグだ。そして真っ白に燃え尽きて死んだ。腰が。

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そんなこんなで拗らせて治らず4年。町医者でレントゲンを撮るも異常なし。大病院でMRIも撮るも異状なしで椎間板の老化なのであきらめてくださいとの診断。
慢性化した腰痛は腰全体に広がり、背中、鼠径部、太腿まで派生。
下半身全体が常に重だるくむくみ、立っても座っても寝ても歩いてもつらい。立てばお地蔵、座ればロダン、歩く姿はC-3PO。

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ペインクリニックで硬膜外ブロック注射をしても効果なし。さまざまな種類の整体、鍼灸、腰痛改善グッズと椅子、ヨガ、体操、その他諸々を一通り試したもののダメ。(ただし北京堂の鍼はスッキリして一番よかった)

骨に異常がない腰痛ならそんな騒ぐほどかね?と思うことだろう。
しかしこれが四年も続くと、身も心も参ってしまう。座れない歩けない立てないの三拍子だと、ほとんどのことができない。
腰痛で動けない→運動量が減る→太る→さらに腰に負担がかかる、の悪循環にはまり、
治る目処がないまま流れていく時間と痛みと、運動できずジャバザハット化していく体に、心もヨヨヨ…となっていくのです。

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CLAMPの『東京BABYLON』という往年の名作漫画で、重い病気の子を持つ母親が叫んだ

「健康だけが全てじゃない、だけど健康でなければ全てがない」

という台詞がとても沁みた。健康という大前提がなければ、出来ないことが多すぎる。

それにアントニオ猪木の「元気があればなんでもできる」もわりと本質だよな…猪木えらいな…猪木…タイガージェットシンの腕にアームブレイカーをキメた猪木…(ポワーン)…などと恋のように若い頃の猪木を思いながら腰をさする日々だった。

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それでも三年経った頃には、プロテインを飲むと痛みがやわらぐことに気付いてプロテインを飲んだり軽くストレッチしたりしながらやりすごしていた。

ところが最近、左腰に激しい痛みが再発。

キタ。この痛みは電車にも車にも乗れなくなるマズいやつだ…。
なんとかせねばと焦っていたら、数年前にテレビでやってた「筋膜リリース注射」を思い出した。
最新の治療法で石川県にその先駆者がいて、原因不明の肩凝りや腰痛を簡単な注射でスッと治していく内容だった。
当時すでに腰痛に悩んでいた私はその頃にすぐ調べたが、近場でその治療をやっている所はなく、都心の一部の美容整形外科が保険適用外の高額自費診療でやっているだけだったので諦めたのだった。

やっぱり無理だよな〜と思いながらも数年ぶりにネットを調べたら…実施している所、かなりあった。しかも保険適用で
チェックしていなかったこの数年でどんどん広まっていた様子。

こ、これは…?!ゴゴゴ…

(次回に続く)

https://note.com/mao_note/n/n563fd4fe6261


腰痛や子宮筋腫の治療代になります。