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精神疾患であることを隠し働き出して3週間

クローズで働き出して早3週間

あっという間の3週間だった

こんにちは。maoです。
今の派遣先で働き出して早3週間。
気付いたこと・思ったことを忘備録として、そして誰かの参考になればと思い、書いています。

あれ?思ったよりしんどくない

正直な感想です。
私も正気「ま、いけるっしょ」的な考えで登録している派遣会社からバンバン応募しまくってました。
自分が通勤できる範囲・プライベートは死守できる距離で事務職であればなんでもかんでも応募していました。

7月末から動き出したので7月に1社、会社見学という名の面接に行きましたが事務<<<軽作業のような会社で、アパレル関連ということもあり過去の経験や能力よりも見た目重視だったようで落とされました。
それからは年金もあるので特段無理せずに就職活動をしていましたが、それで引っ掛かったのが今の司法書士事務所です。
フルタイムに近い仕事をしていたとはいえ、「朝ちゃんと起きれるかな」「仕事場に馴染めるかな」「週5ちゃんと働けるのかな」と不安にも思っていましたが、案外大丈夫というのが現状です。

活かされるけど活かされない経験

メインは事務業務ですが、電話対応もあります。
その経験が活かせるところと、活かせないところがあります。
今までのコールセンターといえば、専用システムがあり、履歴を残すためにもシステムがありました。

ですが今の職場は履歴がまさかのExcelです。

コールセンター業務では、全ての会話内容を詳細に記録しますが、事務の電話応対は正直「え?これどういう意味?」と書かれている内容もあります。
特に業者対応の時はうまく話を流すというのも争点になってくるので、適当に話を合わせて履歴には残していない場合もあり、私が一般論として「これってどうなんだろう…」と思って話をしても、司法書士の先生にしてみれば「他愛もない話」だったりします。

その判別が非常に難しい。
多分一般的な会社の事務では考えることのない壁にぶつかってはいます。

「法律家目線に立たずに顧客に寄り添ってほしい」という教え

これはうちの会社の大阪事務所の一番偉い司法書士の先生から直接教わったのですが、経験を積めば積むほど、ただの事務でも法律家目線で話をしてしまうパターンが多いようです。
なので「もし自分の家族や友達からの相談だったら」という気持ちで話をしていますが、上司に当たる人に「違う」と否定されることもあります。
多分その上司は法律家目線になってしまっているような気もしないでもあります。
また質疑しに行く相手が司法書士の先生だったりすることもあります。
そうなると法律家目線で話がなされるのは致し方ない話でもあります。

ここの線引きが凄く難しく感じるんですよね。
慣れなんでしょうが、自分の伝えていることが正しいのか否か、これはわかりません。

メンタルはどうなのか?

正直うつ状態にはなってはいません。
恐らく混合状態ではあるんですが、ストレス性の腹痛を感じるようになりました。
メンタルクリニックでは、過敏性腸症候群の可能性があるということで新しくお薬を頂きました。
その際医師に、「腹痛以外に吐き気はないか」と言われ、確かに空腹でも満腹でも嘔吐く、所謂「おえっ」とすることが1日に数回あることを思い出し、伝えました。これも過敏性腸症候群の症状の一つのようです。

精神的に落ち込むことはないものの、身体は正直というか、ストレスは溜まるのでそれが身体に出ている状態ではあります。

それ以外にも休憩時間が決められていないので朝起きて食事をとって服薬後、昼食後の薬までにかなり時間が空いてしまい、私の場合うつ状態でも安定剤が切れるとイライラしたり反抗的な態度をとってしまう事があるので、この安定剤だけを先に仕事中に飲むこともあります。
健常者だった頃は幾らイライラしていても態度に出すことはなかったので、それが大きな違いかも知れません。

キツイ言い方をする上司も…

勿論会社の人全員が私が障害があることを知りません。
ヘルプマークはつけていますが、恐らく私が何となく口にした”数年前の足の骨折の後遺症”だと思われています。(体重の変化や歩き方などで入っているプレートのズレが生じているのか寒暖差がなくても傷むことがあります)
「早くプレート取りたいんですけど、如何せん救急で運ばれた病院なので遠くてなかなか…」という話もしたり、「プレートやビスが入っているから星座はなかなかできないんですよ」という話をしたのもあると思います。

なので今のところ誰も私が精神疾患だとは思っていないと思います。(多分)

入って3週間。正直コールセンターではまだ新人教育期間だし新人である期間ですが、私が先日言われたのは、「いい加減にミスしないで!」という一言です。
周りに話しても、派遣会社の担当者に話しても、「え?まだ3週間なのに
?」という反応がほとんどです。

確かに9月に入って新人が2名増えましたし、これからも増えるようですが、私としては「そんなこと言われても私も新人なんですけど…」というのが正直な感想です。
切羽詰まっているのはわかります。私が入る前に色々と大きな改革があったようで結構な人数の派遣社員の方が辞められたみたいです。
また各地の事務所のうち2つ事務所を閉鎖することが決まっており、その分の仕事が大阪事務所に振り分けられるため、どうしても人材確保しなきゃいけないのが現状です。
新人がどんどん入ってくることに対して抵抗はありませんし、今まで勤めた会社のように同期のようなもので皆で仲良く仕事が出来ればハッピーだと思いますが、こないだ入って3日目の子がファイルの場所の置き場が分からず私に聞いてくるというような異常事態も起きています。

「私も新人だよ~…」とは言えず、もしかしたらここにあるかも、?と教えたところあったらしく、凄く喜んでくれましたが、新人が質問しにくい環境を作ってるのにな~なんて思ったりもします。(事実某先生が対応している依頼者からの電話対応に関して質問したところ「忙しいから後にして」と断られたこともあります。)

司法書士って足りてないの?

此処までの話でそう思った方もいると思います。
結論から言うと、滅茶苦茶不足してるわけではないです。(それだけ不足していれば合格率を上げるために試験の採点方式が変動しているはずです)
合格率が例年約4%の試験です。最年少は18歳、最高齢は82歳だそうです。
4%と平たく言っても、受験者の数から考えれば特段不足している訳ではないと推測出来ます。
司法書士の資格だけ取って別の仕事をしている人もいるとは思いますが、個人経営で司法書士事務所を開いたり、大手事務所に所属したりとやり方は様々なので私からは何とも言えません。
足りてないわけではないけれど、実務経験があまりない方もいらっしゃるのかな、という感じですね。
これに関しては指摘できない部分なので致し方ありませんが、資格を取ったばかりの人を採用して経験値が浅いのは仕方ないですよね。

これは今後私も資格に合格後直面することだと思いますので、肝に銘じています。

最後に

やはり精神疾患を患う方が使い込み等で法的措置することも見受けられ続けるのが現実です。
それに対して病状に沿った提案ができているのか?正直これは疑問ではあります。

だから私は精神疾患・精神障害当事者として司法書士の資格が欲しい、仕事に就きたい。
誰かに「凄いね」と言われたいわけではありません。
依頼者に「ありがとう」「あなたがいてくれてよかった」と思っていただけるような司法書士になりたいのです。
その為には勉強と経験が必要です。
今できることは今のうちにした方がいいですからね。

先日から勉強をはじめてとうとう売買契約の勉強が終わりました。
次は後見人の勉強です。

仕事をしながら勉強すること、確かに疲れますし時間の使い方に関してはすごく悩まされていますが、いつか誰かの役に立てればいいなと思い、勉強を進めています。
今後も進捗状況はお伝えさせて頂きますので、良かったらフォローして見守ってください。

今後は実際に司法書士事務所の事務についてのお話や、私の個人的なこと(例えばアダルトチルドレンと気付いたきっかけや、現在の家族との関係など)をお話していけたらいいなと思います。

今後とも宜しくお願い致します。

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