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コロナで、入社2カ月で退職強要されて、会社を辞めた話②(出社わずか3日目でリモートへ)

Part2~おっと、様子がおかしいぞ。社長の態度がガラッと変わってない?入社3日でリモートワークへ~

タイトルの通り会社を辞めて無職になりました。

笑えません。


ついに6月1日から(明日から!)
無職になるアタクシのnoteです。


「入社2カ月で退職強要されて、会社を辞めた話①」はこちら↓


2020年3月中旬。
“2か月後に退職する会社”から内定を頂きました。(合掌)

最終面接で、引っかかったのが。
「俺、(有名企業の)○○社長と友達でさ~」
「ほら、○○社長が一番信頼してるのが、まぁ(笑)俺で(笑)」

いやいやいやいやいやいや
こんなこと面接で言う人・・・
そんな人が社長だって・・・冷静に考えれば・・・分かるよね。誰でも分かるよね。モラのハラの臭いがプンプンします。

「すごいですね!」って
そんな話も全て信じたアテクシよ・・・



目を覚ませーーーー!!

覚ましてくれ。



夢から醒めてくれ。


私は年収500万諸々による完全ロックオン状態で、
入社の手続きを行ってしまうのでした。


2020年4月1日
いよいよ。入社!!
転職だとしても、4月入社というのはいいですね。
希望を胸に、会社へ。


社員数は4名の小さいベンチャー。
初日は社長と私のみでした。


会社に行くと、社長がいて

私の目を見ることなく、アドレスとパスワードが書かれた紙を渡されてこう仰られた。
社長「あぁーーーーそれ、オハラさんのパソコンだからー。設定しといて。」

ん?
前職では、パソコンのセットアップ、メール設定等は全て
完了された状態で・・・
入社後すぐに使えるようになってた・・・が。


やだなー!
アンタ!ここはどこだい?
ここはベンチャーや!
そんなに甘くないのダ!
全部自分でやるのダ!イケイケゴーゴー★(ださい)


社長は私の存在を忘れ?仕事してましたが、(忙しいもんね!そうだよね!)
私は何とかセットアップとメール設定等々を完了しました。


そして、
あの一言を・・・言います!ワタクシ新人なので!


私「・・・失礼致します。何かお手伝いできることありますか?」


社長「あーーーーーーーー適当に備品をアスクルで頼んでくれる?わかるよね?」


おーーーーーーーーっと。

急にハードル高い。超ベリベリムズイ。
入社初日の新人にそれ頼む・・・?
いや、ハードル高くないし、ムズくないんだけど。・・・慣れてるならね!

いや、入社1日目の社員だったよ・・・ね?アタシ。Definitely.


んんんんんんん、むずい・・・THIS isムズイ。
何がどこにあるかも分からない。
何を買えばよいのか、何が足りてないかも分からない。
社長忙しそう・・・電話しとるし・・・
初日から激しみ~~~~!激しみが深い。


先輩いないの、辛い(と、ここで気づく)


うん、でも、・・・そう!
とりあえず分からないときは聞く。
新人なので。
基本のキ!


「失礼致します。・・・把握できて申し訳ないのですが、何を買えば宜しいでしょうか。足りていないもの等あればご教示頂けますか?」(よしっ!言えたぞ!)

社長「え・・・(なんで分かんないのって顔)冷蔵庫とーーーーーー、電子レンジとーーー、棚とーーーーーー、掃除機とーーーーーーーーー適当に買っといて・・・」


(((あたしの心の声「え、そっち系?」)))


予算も色もブランドも全部任せる~とのこと。
入社1日目で?荷が重くないっすか・・・(何度も言うけど)
(っていういか会社自体は創業4年目なのに、なぜなぜ?私が入社した日になぜ冷蔵庫等を買う?今日じゃなくてヨクナイ?ウォウウォ。)

そして、完全にウザがられた。
メンドクサって顔してた・・・。
・・・・な、な訳・・ないよね!!!ないない!!NAINAINAI!

とりあえず、アスクルの口コミ評価が高くて、
価格的にもお財布に優しいものをカゴに入れ、
ここから先は決済ページの為、
一応、社長に買うものを確認してもらう為に
お声がけさせていただく。

「失礼致します。これから決済画面なので、カートの中身を確認して頂いて宜しいでしょうか。」

社長(重そうな腰を上げて)「はーい」


(ホッ)


ザーーーーーッと見て、(5秒くらい)
社長「うん、いいよー」


え、おま、まじ見た?
ちゃんと見たかい?神に誓う?

そして購入。(不安しかないよ)

アスクルだから最短で翌日届くのですが、
届いて一言。
社長「えーーーーーーー掃除機こういう感じかーーーー(失笑)」


昨日一緒に確認したよね?カート見たよね?

まぁ・・・しょうがない・・・
言うてもMAKITAやぞ・・・
いいやつなんだぞ・・・
(社長はMAKITA知らなかった)

2日目は
私の職種が一応、秘書ということで、
スケジュールをどのように共有していくか
ということについてお伺いしようと決めていた。
(先輩秘書さんがいないため全て手探り・・・)


アタシ「社長すみません、スケジュールなんですけど・・・どのように共有しましょうか?何か使っているソフト等ありますか?」

社長「スケジュール?それって、俺、オハラさんに教えないといけないの?共有しなくていいよね、別に(笑)なんかあれば、伝えるからさ!」


!!!!!!!!!!!!!!!!
シャチョッさんよ。
えっとね。
だいたいのね、秘書さんの仕事のね、
メインはね、メインofメインはね、メインディッシュはね、
“スケジュール管理”なんだ。Don’t’ you know?

忙しいボスのスケジュールを管理する・・・
私はそれを生業に5年生きてきたんや。(胸に手を当てる)
どうしよう・・・。
私の存在意義とは・・・。
と急に目の前が曇り始めた。

あんなに「ヤッタルデ!」と息巻いてたアタクシでしたが。


代わりに?
言い渡された仕事が、
海外から送られてくる“重要度60”位のニューズレターの翻訳作業。

社長「オハラさんならさー、これ1日で出来ちゃうんじゃない!?(笑)」

(社長は英語が全く出来ないのだが、何故か英語について、私に異常なまでの期待をしている)

私「拝見させて頂きます。」

!!!!!!!!!!!!
ニューズレターなっっっっっっっっっが。
基本的に画像はほぼなくて、文字。ずーーっっと文字。
ワードにコピペしてみたら、20ページ弱位あった。

全く初めての業界で、
知識ゼロの専門用語の数々。
そして英語。
これは1日では終わらないと2秒で分かりました。

社長「よろしくねー」

ん?
私、翻訳・・・家?

翻訳家デビューしたっけ?


2020年4月3日
入社3日目です。

朝、社長がクライアントと電話で話していました。
社長「えー、○○さんとこもリモートですか!コロナなんかやばいっぽいっすね・・・うちもリモートかなぁ」

緊急事態宣言が出される前でしたが、
大手企業をはじめ、リモートワークに移行し始めていた頃と思います。
イタリアやアメリカで毎日何千人という人が亡くなっていて、
日本でも志村けんさんのこともあり、危機感が高まり始めていた頃でした。

社長「オハラさんさぁ。うちもリモート考えなきゃいけないよねー。どうしたい?」
私「そうですね・・・周りもリモートになっている会社が多いですね・・・コロナ危ないですし、リモートワークになったらありがたいです・・・」
社長「そうだよね。じゃぁ、今日の午後からリモートね!帰っていいよ!」

結構早い段階でコロナのガチヤバ説を唱えていた私は、入社3日目のゴリッゴリの新人でしたが、恐縮ながらもリモートワークを希望しました。社長もこの時は、同じ気持ちだったのか?嫌な顔せずに「いいよ」と言ってくれました。

この決断、コロナから身を守る視点では正しくはあったけど、

この選択が、想像以上にYABAIことをこの時の私は知る由もありませんでした。


社長にしか会ってない上に
スケジュール共有も出来ない状態で、
私がどんな業務を請け負うのか何も説明がないまま、アスクルで家電を買っただけの私のリモートでの仕事が始まったのでした・・・。(合掌)

次はpart3~秘書から翻訳家へ!?あれ、アタシの職業なんだっけ?地獄のリモートワーク編~
をお届けします。

ありがとうございます。。。