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⑤ホームページは、行ってみたい♪と思ってもらえるように作る~安心感を与えるって難しい・・・

一条のテンプレートを使ってホームページを完成させたりんは、ブログにホームページのリンクを貼りました。

これで終わりかと思ったら・・・
しおん先生から、じゃあ、ホームページを作りこんで行くねって言われて・・・


【ホームページに完成は無い】


しおん先生 「じゃあ、ホームページを作りこんでいくわよ、りんちゃん」

りん 「はーい、私あれで完成したのかと思ってました・・・」

しおん先生 「そうね、ホームページは作ったけど、
ホームページに完成は無いのよ」
「形は完成しても、内容はどんどんブラッシュアップしないといけないの」

りん 「ええ~そうなんですかぁ、
ずっとブラッシュアップするんですかぁ・・・」

しおん先生 「そうね、流行っていないお店のホームページは、
最初に作ったらそれで放置しているからアクセスも増えないし、
見てもらえないホームページになってしまっているのが原因なのよ」

「だからね、ホームページは常に改善をしないといけないの、解る?」

りん 「まぁ、そういうものなんだと理解するようにしま~す」

しおん先生 「うん、いい子ね、じゃあ、ホームページの目的って解るかな?」

りん 「ホームページの目的は・・・うーん、解りません・・・」

しおん先生 「ホームページの目的はね、ホームページを見てくれた人が、行ってみたい♪ なんか良さそう♪ って思ってもらう事なの」

「ブログでお店の存在を知った人の中で、アムールというお店に興味を持った人がホームページを見てくれるでしょ」
「その人が、このセラピストの施術を受けてみたいなぁ、とか、このサロンに行ってみたいなぁ、って思ってもらう事が目的なのよ」

りん 「え~、ホームページでそんなことが出来るんですか?」
「写真と文章だけなのに、そんなことが出来るんですか?」

しおん先生 「まぁね、普通の人は出来ないと思うかもしれないけど・・・一条さんなら出来るのよ」
「あの人はそうやってコンサルタントをしている人だから、いろんなところから依頼が入って来るのよ」

りん 「へぇ~、一条さんってそんなに凄い人だったんですね、知らなかったです」
「本を出版するって聞いてたから、凄い人だとは思ってましたけど・・・」

しおん先生 「まぁ高校生のりんちゃんが知らないのは無理ないわね」
「でもね、マーケティング業界やコンサルタント業界では有名な人なのよ、本もたくさん出しているからね」

りん 「へぇ~、そんな凄い人に私、弟子入りさせてもらったんだ・・・」「有難いことですね」

しおん先生 「一条さんは、クライアントを選ぶ人だから、誰でもお金を払えば仕事を受けてくれる訳じゃないの・・・」
「りんちゃんを見て、真剣だなぁって思ったから、マーケティングを教えてあげようって決めたんだと思うよ、良かったね ♪」

りん 「そうだったんですね、私、一条さんに感謝してます、しおん先生にも・・・」

しおん先生 「まぁ、一条さんに気に入られた人は全員成功してるから、そういう意味では、一条さんのクライアントになれたら、その時点で成功は約束されたようなものかもね」
「もともと成功する人を見抜く力を持っているかもね、ふふふ」

りん 「はいっ、私がんばります、一条さんの期待に応えられるように・・・」

しおん先生 「いい意気込みね、でもね、学校の勉強もちゃんとしないと、一条さんに叱られるわよ」
「自分が今出来ることはしっかりやりなさいっていうのが一条さんの教えだからね」
「りんちゃんは高校生なんだから、高校生として、今できる事をちゃんとやらないといけないの、解るわよね?」

りん 「はい、学校の勉強もちゃんとやります!」

【行ってみたいと思ってもらうホームページとは?】

しおん先生 「じゃあ、ホームページを作りこんでいくわよ」
「まずは、こに載せる写真を選んでいきましょう」

りん 「はい、写真はいっぱい撮ってきましたから、たくさんありますよ」
「これなんかいい写真じゃないですか?」
「ママが美人さんに映ってますよ」

しおん先生 「確かに、りんちゃんのママはキレイな人だから美人さんね」「でもね、一条さんの云う、行ってみたいと思ってもらう写真っていうのは美人さんに映っているのはダメなのよ」

りん 「え~、美人さんに映っているのはダメなんですかぁ・・・」
「じゃあ、これはちょっと下向きでおばさんみたいに映ってますけど、これはどうですか?」

しおん先生 「あら、りんちゃん、おばさんに映っているのはダメでしょ」
「違うの、よく聞いてね」
「この人に施術してもらいたい、とか、この人の施術を受けてみたいとか、そう思ってもらえる写真を選ぶのよ」

「なんて言えばいいかなぁ・・・優しそうに見える写真だったり、丁寧そうだったり、親切そうに見える写真だったり、そういう写真を選ぶのよ」

りん 「へぇ~、難しいですねぇ・・・」「優しそうに見える写真かぁ・・・」
「あっ、これなんかどうですか?」

しおん先生 「いいわね、この表情のママはとても優しそうに見えるわ、これにしましょ」

りん 「良かったぁ、ママの顔はいつも見てるから、表情の違いが私にはよく解るのかもしれませんね」

しおん先生 「そうかもね、表情の違いは、他人にしか解らないから、本人が選ぶ写真とは違うものなの」
「だから、ママが見たら『え~こんな写真使うの~』って言うかもしれないけど、これでいいのよ」

りん 「はい解りました」「じゃあ、ここの写真も変えた方がいいですね」

しおん先生 「そうね、そうした方が良さそうね」
「じゃあ、ここでりんちゃんに問題です」

「リラクゼーションサロンのホームページに使う写真は解ったでしょ」
「じゃあ、飲食店なら、どんな写真を使えばいいでしょうか?」

【初めてのお店の味は解らない】

りん 「はーい、美味しそうな料理の写真で~す」

しおん先生 「はい、正解だよ、りんちゃん、凄いね」

りん 「あっ当たったんだ、嬉しい・・・」

しおん先生 「そう、飲食店で使う写真は、美味しそうに見える写真なんだよね」
「じゃあ、もう少し具体的に説明できるかな?」

りん 「うーん、具体的にかぁ・・・難しいなぁ・・・」
「うーん、例えば、美味しそうに食べてる写真とか」

しおん先生 「うん、それもいいね、美味しそうに見えるもんね」
「他には、どんな写真がいいかな?」

りん 「うーん、完食したお皿の写真はどうですか?」

しおん先生 「うーん、それは違うわよね、だってさ、料理は映ってないでしょ、だからダメ!」

りん 「あっそうかぁ、そうですね」
「じゃあ・・・えーと・・・匂いとかは写真では伝えられないし・・・」

しおん先生 「うん、いいところに気が付いたわね、そういう事よ」
「匂いとか、音とか、写真では伝わらないけど、そういう場面を写真で撮れば伝わるでしょ? 解るかな?」

りん 「あっそっか、ぐつぐつ沸いてるお鍋料理とか、チーズがぶくぶくなってる鉄板とか、そういう写真ですね」

しおん先生 「そうそう、よく解ったわね、そういう事なの」

りん 「はい、ファミレスのメニューを思い出したら、答えが解りました」

しおん先生 「それは良いヒントになったわね」
「大企業が経営しているファミレスなんかは、そういう事をちゃんと考えて作られているメニューブックになっているから、かなり参考になるのよ」

「出来立て感とか、シズル感とかを伝える写真は、ファミレスが上手よね」

りん 「そうなんだ、だから私食べすぎちゃうんですよ、そっか、メニューブックのせいだったんだ!」

しおん先生 「初めて行く飲食店の味は、食べたことが無いから解らないけど・・・でもね、美味しそうに見える写真があったら、美味しそうだから食べに行きたい ♪って思うでしょ?」
「リラクゼーションサロンも同じで、初めてのサロンの施術がどんなのかは解らないけど、丁寧そうなセラピストの写真があれば、この人の施術を受けてみたいって思うじゃない?そういう事なのよ」

【良さそうと思ってもらう事にフォーカスする】

りん 「はい、そういう事なんですね、それはイメージって事ですか?」

しおん先生 「そうそう、イメージって言えば解りやすいかもね」
「リラクゼーションサロンなら、丁寧そうなイメージとか、親切そうなイメージとか、清潔そうなイメージとか、そういうイメージが伝わる写真を使えばいいって事ね」

りん 「はい、よく解りました」
「初めてのお客様には施術の内容や良さは解らないから、良さそうって思ってもらう事が大切なんですね」

しおん先生 「そういう事よ、親切そうとか、丁寧そうとか、清潔そうとか、良いイメージを伝えられる写真を使えば、行ってみたいという気持ちになってもらえるものなの」
「そういう気持ちを動かす心理とかも一条さんは詳しいのよね」

りん 「なんか、マーケティングの奥の深さを知った感じです」
「一条さんの新しい本には、人間の行動心理の話とかも書かれていました」
「私、新しい本の資料を頂いたんです」

しおん先生 「そうだったのね、新しい本の資料って、まだ未完成じゃなかった?」

りん 「はい、未完成で良ければあげるよって、頂きました」

しおん先生 「一条さんの次の本は、業界でも注目されていて、人間の行動心理について書かれているんだってね」
「りんちゃんにはいい教材になるわね」
「今日は遅いから、じゃまた明日、ホームページの続きをやるわよ」

りん 「はーい、先生さようなら~」



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