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人生の「喉につっかえた魚の骨」はなんだろう。

こんにちは。
東京の広告代理店で働いている真野といいます。

ところでみなさん。魚の骨をうっかり飲み込んでしまって、それが喉に引っかかって取れなくなったことはないでしょうか。あれ痛いんですよね〜。小学生の頃に一度どうしてもその骨の痛みに我慢できなくて、救急病院に行って取ってもらった覚えがあります。(昔はご飯の塊を飲み込んだりしてなんとかしようとしたものですが、あれたぶん医学的には間違ってる気がします。今考えると危なそう)

あの長時間地味にチクチクし続けて、ずっとモヤモヤした気持ちで過ごさなければならないあの経験は、できればもう二度としたくないものです。

でも大人になって、なんだかこれと似たようなことが人生においても起きてるなと感じるようになりました。
「やりたかったけど、できていなかったこと」
そんな感じのものが常に頭の端っこに残ってて、なんだかずっとチクチクしたりモヤモヤしたりするのです。それにここ数年悩まされてきました。

僕の中で最も大きな魚の骨は、これでした。
「一度きりの人生、一度くらいは海外に住んでみたい」
ずっとそんな超単純な思いがあったものの、いろんな言い訳をしているうちに時は流れていき、気付いたらワーホリビザも取れない年齢に。でも、意外とこの骨の痛みが強くて、ずっと残り続けていたんです。

魚の骨、取ってみた。

Sunshine Coast, QLD, Australia

ということで、もうチクチクするの嫌なので、思い切って骨を取ってみました。この4月から半年間仕事を休み(受け入れてくれた会社に感謝)、オーストラリアに来ています。学生ビザを取得して、今はブリスベンの語学学校に通っています。約2ヶ月が経ちましたが、初めての英語環境、ホームステイ 、外国人とのシェアハウス、いろんな国籍の生徒との交流…。すべてが新鮮で、毎日楽しめています。もちろん大変なこともめちゃくちゃあります。超辛くて何回か泣きそうにもなってます。英語、というか言語習得、むずすぎ。でも少なくとも、あの嫌なチクチクやモヤモヤは吹き飛びました。後悔は一切無いです。

あなたの魚の骨、なんですか?

たぶん、みんなそれぞれ1本ぐらいは骨がつっかえてると思うんですよね。もし何かあるんだとしたら、思い切って取ってみるのはどうでしょうか。絶対後悔はしないと思いますし、何よりスッキリしますし、たぶんあなたが思っているよりも簡単にできると思います。今からでも遅くないです。きっと死にません。

あと、やりたい理由がアホみたいなことでもいいと思います。例えば留学に関して言えば、世の中には「留学は目的意識を持って行くべき!そうじゃなければ何も得られず帰ってくることになる!」みたいに謳っている記事や本がたくさんありますが、実際にはそんなことは無いと思います。僕も始まりは「なんとなく海外住みてー!」だけです。自分の骨の引っ掛かり具合とその痛さは自分にしかわからないものなので、他人の意見は参考程度に受けとめておけばよいと思います。

いろんな発見、ありまくり!

ともあれ、この2ヶ月だけでも本当にいろんな人生の面白い発見がありました。がっっっつり社会を経験してからの留学、かなり面白い。これから定期的にnoteに書いていこうと思います。よかったら読んでください!ではでは。

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