早めに寝ろ

かつて若かったお姉さんより、恋愛に自信を失った青年への手紙(後半性の話)

こんばんは、まのです。
私の住む北国では、すでに初雪の便りを受け取りました。
これから暫くの間、白い雲に覆われた空から白い雪が降り続ける季節となりました。
冬になると冬眠モードに入る私にとってはあまり嬉しい便りではないですが、受け取ってしまったので、そろそろ冬ごもりの準備を始めようと思います。

私は精神疾患や発達障害の方とお話しする機会が多いです。
その中には男性もいらっしゃるのですが、恋愛に慎重になる傾向があるようです。(もちろん、全員ではないが)

別に、恋愛が全てではありませんし、恋愛しなければならないわけでもないです。
一人、もしくは家族や仲間と生きる道ももちろんありますし、そういう生き方も尊重されるべきだと私は考えています。

ただ、今日は恋愛したいけれど二の足を踏んでしまう素敵な男性に向けて、今日は手紙を書こうかと思います。

(ただし、私はマイノリティ中のマイノリティの自覚があること、すでに40歳という年齢を迎えているということから、それほど汎用性はないと思った上でお読みください)

※性的なお話が後半少しだけありますが、不意に目に入らないように有料設定させていただいています。ご了承ください。

守りたい、のは、なにか。

「やっぱり好きな人を守りたい。でも守れる自信がない」
男性にとって、好きな女性を守りたいと思うことは自然なことなのかもしれません。

特に日本では、事実婚などだいぶフレキシブルな家庭が増えてきたとはいえ、まだ家父長制が幅を利かせている(悪いわけじゃないだろうけれど)傾向がありますね。

その価値観の中で育った我らは、

・男性は女性を守るもの
・女性は男性に守られるもの

そんなふうに考える人もまだ多くいらっしゃるのかと思います。

デート代をおごるか? おごらないか。
おごりたいのか? おごりたくないのか?

おごりたくないのにおごっているなら、やめていいと思う。

もしそのパートナーとこの先も長く付き合い続けることを考えるならば、
なおさらです。

価値観が違うと、時間が過ぎれば過ぎるほど溝が深まり、苦労します。

おごりたくない、割り勘が良いなら、正直にそうお伝えしましょう。
そこで離れていくようなら、このまま一緒にいたとしても、後々価値観のズレで苦労する間柄だったのかもしれません。

おごりたいけれどカネがない。

そういう方もいらっしゃると思います。

男なんだから、女性を守るのは当たり前、おごらなければ男がすたる。

……そうでもないですよ?

冒頭でも書きましたが、変わり者なため一般的な女性の感覚と外れているかもしれませんが、

私は特におごられる必要はありませんでした。

おごるカネがないからあまりデートできない。
そんなことより、

好きなら一緒にいたいです。

割り勘でサイゼリヤでも楽しくて美味しいですし、
家でご飯でも十分です。

守りたいのは、男のプライドなのか?
それともお互いの幸せなのか。

精神障害や発達障害だから、恋愛してはいけないのではないか?

だれかから、そう言われましたか。

言われてない? なら気にする必要はありません。
言われた? それではそのような意見は無視しましょう。

自分の人生です。

確かに、相手に経済力を求める女性は大多数かと思います。
障害の遺伝を気にしてしまう人を責めることはできません。

でも、

もし好きな人ができたら。
あなたが好きになったその人を、大切にしたいと思うなら。

本音でぶつかってみる価値はありませんでしょうか。

そこで、将来求めるものが違った場合は、相手の幸せを考えて、リリースするのもまた愛です。

私の知る皆さんは、きっと苦い思いを抱きながらも、相手の幸せを願えるナイスガイだと思っています。

そして、もし成就したら、それはもう、幸せなことだと思います。

そうじゃなくて、相手も見つからないし、好きな人がいても踏み出せないんだけど!

もちろん、そういう方もいらっしゃいますよね。
焦らず出会いを求めて活動されると良いかと思います。

そんなこと、もとからしてるんだよ!!!!

というお声も飛んでくるかと思いますが、先程も言いました。

「私の知る皆さんは、ナイスガイです!!!!」

自信をもってほしいです。
きっと魅力が伝わると、お姉さんは信じています。

精神疾患・精神科薬と性の話

ここからはかなりセンシティブなお話になりますので、
目にするのが苦しい方は離脱をおすすめいたします。

私は女性側ではありますが、

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