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日本一なんでもやってる言語聴覚士(仮)を名乗ってみる

フリーランスになるにあたり、何かしらキャッチフレーズがあるといいなと思っていました。
となると、自分の客観的に表せる強みはなにかという話になるわけですが。
幅広い分野を経験している!という意味では全国の言語聴覚士の中でも上位に入ると思ったのです。

実は最近、幼少期からその道一筋で何かを学ぶのと、様々なことを多様に学んだ子どもではどちらが大人になったら大勢するかという論文が出たそうで。
聞いた話なのでどこまで精度の高い話か把握していないので恐縮ですが、ひとまずそこでは「多様な経験をしている子」の方が長い目でみると大成していたという結論に至っています。

僕自身、言語聴覚士として就職する際に幅広く経験した方がそれぞれの分野の専門性にも還元できるのでは?
と考えていたので…お墨付きをもらえたみたいで嬉しいです。子どもと大人の話なので、本質はまた別のものかもしれませんが。


ひと休みとしてトップ画の解説。STが重用するベッド30°…とその他30°のものを集めてみました

で、僕が言語聴覚士として経験してきたことをまずまとめてみます。
・三次救急病院での成人の方の急性期リハビリテーション(嚥下、高次脳機能障害等)
・同病院での小児の訓練(各発達障害、吃音、場面緘黙症、構音障害)
・重症心身障害児・者の訓練
・学会発表三回
・看護学校での講師
・老健での嚥下評価(ヘルプ程度)
・保育園への訪問、助言(月1回)

聴覚領域と回復期を経験していないのでコンプリートとは言えないですが、まずまずの豊富さでは。
でもこれだけでは日本一は名乗れない

ですので続いて、関連領域での経験も乗っけてみます。
・老健での支援相談員
・公認心理師資格取得

ど、どうですか…? ちょっと強引?
少なくともまだ日本一は名乗れなさそうです。もうちょっと追加!

・書籍出版経験あり
・フリーランス挑戦中
・言語聴覚士LINEスタンプ販売
・noteでも発信中
・ココナラで相談業務もやってます

もうなんでもアリな気配
でもここまで節操なくいろいろやっている人もそういまい…。
でもまだ不安なのでもうちょっと乗っけておく作戦。

・工業高校出身で言語聴覚士という訳の分からない経歴
・ADHDでHSPで且つ、適応障害で休職した当事者でもある

ある意味自分が経験した辛いできごとも糧になる、ということで…言ったもん勝ちの精神でこれらも加えてみました。
ここまでの奴を全部かけ算すれば、日本一を名乗ってもいいのでは!
中身が大事だろ、と言われれば返す言葉もありませんが。

とりあえず日本一なんでもしている言語聴覚士、を名乗ってみようかなと思った次第です。そんなに全面に押し出すわけではないですが。
で、ですねこの「日本一なんでもしている言語聴覚士」というありがたいかもよく分からないフレーズですが。
それでも異議がある方もいるかもしれません。「いいや日本一は私だ!」と。

そうしたら、そのときは「日本2位」に繰り下げようかなと思っています。
バンバン負け続けて、日本10位から押し出されたら…そのときはこのキャッチフレーズ自体を無かったことにします(笑)

まあすみません、それぐらいゆるいフレーズということでお許しください。
ですが冒頭でもチラッと触れましたがいろいろ経験することのメリットってあるなと思っています。

たとえばこれは学生時代から感じていたことですが…大人の方の高次脳機能障害とお子さんの発達障害って通じるところがあるなと思うんですよね。
もちろん先天的なものと後天的なもので、そもそもは別物ですが。
お子さんの発達障害を診ていると、脳の仕組みについて改めて考えさせられます。

このなんとも言語化しづらいつながりは両方を経験していないと分からないし、経験しているから臨床場面に還元できる場もあるなと実感しています。

もちろん一個の専門性を突き詰める強さも素晴らしいのは承知していますが。
まだまだ科学的に明らかになっていない面も多い分野ですので…幅広く経験しているという肌感覚が活きる面も大きいなと感じている次第です。


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