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【自叙伝】学校への不信感
6歳の時、実母を亡くした私は、父と2人で上京し東京の下町の狭いアパートとも言えないような場所に住み始めた。
6畳一間、流しとガス台だけがついている。
ほんとに、都会の片隅で、父と2人でひっそりと暮らしていた。
大都会の小学校は、広島弁を話す、天パのチンチクリンな子を物珍しく見ていた。
担任の先生は、とても厳しい人だった。
やることなす事、怒られた。ため息をつかれた。
「おたくのお嬢さんがクラス
【自叙伝】幼少期編【2】
広島にあるとある病院で、帝王切開で生まれた。
2月29日、うるう年。
4年に一度の貴重な日に生を受けた。2014gで未熟児だった為、しばらくは保育器に入っていたらしい。
小さくても元気いっぱいで、病弱な母は、たぶん相当安堵しただろうと思う。
父は筋金入りの子供好きなので、それはそれは目に入れても痛くない可愛がりっぷりだったらしい。
私の中の記憶も、幼い私に全力で遊んでくれる父が強烈に印象に残って