【自然農】愛する我が子の将来が心配になったら…ㅤさつまいもに学ぶ「吸収力」の育て方
ㅤ「子供は教えて育つのではない！」と聞きました。
「じゃぁ、どうしたら子供は育つのよ？」と、
考えながら農作業をしていたら
「さつまいも」が教えてくれました。
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ㅤこんばんは、まんまる楽園の宮城幸司です。
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ㅤさつまいもの育て方は、
種芋から生えてきた「つる」を切って、
土にさしておくと、
そこから根が生えてきて、
やがて芋ができます。
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ㅤそんなさつまいもを育てていて、
あることに気が付きました。
なんと、さつまいも栽培のコツを
子育てに応用できるのです。
１．実は植える前が大事
ㅤさつまいも栽培は、つるを切って、
土にさすところから始まります。
ただし、数年やっていて
気づいたことがあります。
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ㅤつるを土に挿しても、
根付かないことがあることに。
水を土から吸い上げることが
できるようになる前に、
しおれてきて、枯れてしまうことがあるんですね。
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ㅤでは、どうしたら良いでしょう。
私が考えたのは、
つるをすぐに土に刺さないという方法です。
水に数日つけておいて、
十分に根が生えてきてから、植えるのです。
つまり、水を吸える準備をしてから、
自然に返すのです。
２．根を生やす事の本質
ㅤ畑に植える前に、あらかじめ根を生やす・・・
こうすることによって、
さつまいもがよく育つようになりました。
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ㅤこれを子育てに応用できないでしょうか。
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ㅤ植物から考えれば、
「根が生えてくる」とは
どういうことでしょうか。
水分や栄養といった、
成長に必要なものを
吸収できる準備ができた
と言う事ですね。
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ㅤでは子供たちに置き換えて考えてみましょう。
子供が親の元を離れて巣立っていく時、
どんな準備ができていれば良いのでしょうか。
３．子育てに必要なもの
ㅤ子供が育って社会に出ていく時、
最も必要な事の１つは、なんでしょうか。
実は、植物と同じです。
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ㅤそれは、生きていくために必要なものを
「吸収する力」です。
それは、試練から学ぶ力かもしれません、
人の助言を素直に聞く力かもしれません。
そんな力を養うために、
我々大人ができる事は何でしょうか。
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ㅤさつまいもなら、畑に植える前に、
水につけてあげることでしたね。
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ㅤ子供なら…
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ㅤ勉強教えることでしょうか。
ㅤ習い事をさせることでしょうか。
ㅤ厳しくしつけることでしょうか。
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ㅤそれも必要でしょうが、
さつまいもから学んだことは・・・
ㅤ
ㅤ愛を与えることだと思います。
ㅤ
ㅤ愛された子は、自分に価値を感じます。
自分を信じています。
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ㅤだから、社会に出たときに、
力強く生きることができます。
人の助言を素直に聞くことができます。
失敗からも学ぶことができます。
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ㅤ成長に必要なものを吸収する基礎は、
愛情によって育つのですね。
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＊ 次の一歩 ＊
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