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勉強やる気アップのために実践する3つが実は理にかなっていた!?

社会人になって「興味のあることについて勉強しよう!」「スキルアップのために資格を取ろう!」と意気込んでも、いざ始めてみると、やる気が出ない、または続かない…ということ、ありますよね。

社会人になっての勉強は、学生のときの定期試験や受験とは違い、強制力や期限のない場合も多く、ついついダレてしまいがち。

そんな時は、かわいい文房具をそろえてみたり、思い切って古いパソコンを新調してみたりしてモチベーションアップ!?それも一つの方法ですが、新鮮味が薄れてくると、やる気もなかなか長続きしません。

私も今、女性向けキャリアスクールSHElikesでキャリアアップのために学んでいる最中ですが、下記のように勉強するモチベーションをアップしています。

・勉強する前にご褒美を決めておく
・好きな音楽を聞きながら勉強する
・新しいことにチャレンジする

調べてみると、実はなかなか理にかなった方法だったようです。(自画自賛。笑)

やる気をアップさせる「ドーパミン」という神経伝達物質

私たちの「やる気」には、どうやら【ドーパミン】という神経伝達物質が深く関係しています

医療法人社団平成医会の医師によると、ドーパミンは特に心の機能に関係しており、多く分泌されると以下の効能があります。
・やる気を出させる
・幸せな気持ちにさせて意欲につながる
・集中力がアップして効率が良くなる
・ポジティブになる

そして、私が実践しているモチベーションアップの3つの方法は、このドーパミンを多く分泌させるのに、とても効果的な方法だったのです。

順番にもう少し詳しく説明していきたいと思います。

①勉強する前にご褒美を決めておく

ドーパミンは、「ご褒美」を想像しながら行動することで脳内に分泌されます。つまり、勉強する前に「ここまでできたらこれをしよう!」とご褒美を決めておけばよいのです。

目標は必ずしも高く設定する必要はなく、例えば「何ページ問題を解いたら」「2時間動画で勉強して、課題まで終わったら」など数時間~1日単位でおこなえることで構いません。

大事なことは「勉強する前に」ご褒美を設定すること。「勉強が一段落したからゲームしよう」と始めると、そこに効果はありません。ドーパミンはご褒美を「予測して」行動している最中に分泌されるものだからです。

私はよく、「今日この課題をやったらおいしい○○(店名)のケーキを食べに行こう」「ここまでできたら、アマ〇ンプラ〇ムを見よう!」と目標もご褒美も低めに設定して自分の気持ちを高めています。

そのほか、「課題をいくつか仕上げたら服を買おう」、「このコースまで修了したら旅行に行く」など、達成したことの大きさに合わせて自分なりにご褒美の大小も設定しています。

②好きな音楽を聴きながら勉強する

カナダのマギル大学研究チームは「好きな音楽はドーパミン生成を促進させる効果がある」と、米科学誌「ネイチャーニューロサイエンス」で発表しました。

これによると、好きなフレーズが流れるという期待感だけでもドーパミンの生成が促進されたとのことです。一曲すべて聞く必要もないんですね。

ただし、「好きな音楽」というのがポイント。実験では、特にワクワクしないような好きではない音楽を聞いても、ドーパミン分泌は活性化しなかったそうです。

私も今まさに、音楽を聞きながらこの記事を書いています。執筆のペースが遅いな…というときに好きな音楽を聞きながら進めると、思いがけず進むのはまさにドーパミンのおかげかも!と思わず効果を実感してしまいました。

③新しいことにチャレンジ

これも、ドーパミンを増やす効果があります。「新しいことにチャレンジ」というと「何をしたらいいんだろう」と、すごくハードルが高く感じますが、いつもと違う通勤経路を使ってみる程度のことでも効果があるそうです。

私の場合は、キャリアスクールで学ぶことで、新しいことにチャレンジする機会があります。

私が現在学んでいる女性向けキャリアスクールSHElikesでは、WebデザインやWebライティング、マーケティングなど29のコースが毎月定額で学び放題です。

各コースDay1、Day2…と3~5レッスン程度で構成されています。オンラインで授業を受講した後、ほどんどのコースで実際に手を動かして制作する課題(実践)があります。

私はWebライティングを学びながら、マーケティングやWebデザインなどの他のコースもつまみ食いして学んでいます。日々新しいことを学び、チャレンジする機会があり、モチベーションも下がることなく続けられています


ドーパミン増やしすぎには注意!

ドーパミンのよい効果についてここまで紹介しましたが、実は増えすぎるとよくないこともあります。過食や飲酒、喫煙、ギャンブル等にのめりこんでしまう恐れがあるからです。

ドーパミンを増やすための行動をしすぎて、このような気分になったら、ドーパミンが増えすぎている可能性があります!ドーパミンの暴走を防ぐには「セロトニン」を増やすのが有効です。

セロトニンは、「幸せホルモン」として有名な神経伝達物質です(正確にはホルモンと神経伝達物質は違うものだそうですが…)。セロトニンの名前を聞いたことある方も多いのではないでしょうか。

セロトニンを増やす方法は、下記のようなものがあります。
・日光にあたる
・運動
・バランスの取れた食事

食事面では、必須アミノ酸のトリプトファンが多く含まれる、カツオやマグロなどの魚類や肉類、納豆、味噌などの大豆製品、乳製品、バナナ、ナッツ類などをとるとよいでしょう。

また、ビタミンB6、マグネシウム、ナイアシンといった栄養素もセロトニンの生成にかかわってくるため、結局はバランスの取れた食事をとることが大事です。

勉強するモチベーションを維持するための仕組みを作ろう!

社会人になって勉強するのは、期限や強制力がない場合が多く、モチベーションが続かないとなかなか難しいものですよね。

今回は、やる気をアップさせるための「ドーパミン」に注目して、私が普段実践している3つの方法をご紹介してみました。しかし、これ以外にも皆さんのやる気に火をつける方法はあるはず。

「これすると、やる気が湧くなぁ」という自分なりのモチベーションアップの仕組みを理解して、実践していくことが大事です。

社会人になって、せっかく一度やろうと思った勉強を、途中でやめてしまわないよう、自分なりのやる気アップ法を確立してみてください。



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