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中間管理職は罰ゲームなのか?

こんにちは。
ちょっと気になるレポートがあり
熟読しました

現、管理職の私としては
確かに激務ではあるけど、罰ゲームとまでは
思ってないので、分解してみます。

なぜ、罰ゲームなんでしょうか?

1.プレイングマネージャーだから

私もですが、いま純粋な管理職は少なく
プレイングマネージャーが多いと思います。

プレイングマネージャーとして、求められることは

・プレイヤーとしても優秀であり、部下の手本となること

合わせて
・マネジメントの範囲も広がっている
弊社だと
・部下との定期的な1on1
・数字をあげてもらうだけでなく、部下のキャリア形成も考える必要がある
・経営会議への参加
・もちろん数字管理、部下にパフォーマンスだしてもらうように働きかける
・様々な雇用形態の方の管理
(私はフルリモートの業務委託も管理しており、まあこれが茨の道)
・残業代がつかないので、会社は管理職頼み
働かせ放題


まぁ、簡単に言えばキャパオーバーなので
時間制限があると、かなり難しいと思います。
時間制限があってもマネジメントしないとであれば
せめてプレイヤー部分は外さないとになります。

ちなみに私はストレングスファインダーで
最上志向があるので、プレイヤーとして最高の成果も出したいし、責任感があるので、達成させなきゃだし、あれもこれも自分でやらなきゃ病によくかかります(💦)

レポートにも
『現在の管理職が束ねる現場は「課題のデパート」状態にある。』と


全てを1人の管理職に委ねるのが
無理なんではないでしょうか?


2.待遇はそこまでよろしくない

確かに、管理職手当はつきますが
残業代に規制がなく、全部残業つけられたら
おそらく、管理職手当より残業代のほうが多いし
責任が増すわりにはそこまで年収あがってません

これ、個人の感想かなと思いきや、レポートにも

『管理職になることによって上積みが期待できる金額が、長期的に減少してきている。 』

チーン。

それは管理職は罰ゲームと思われますね。

3.管理職はやりがいはあるが…

実は私も業務過多が残業でもまかなえなくなりました。

自宅なら途中で家事、食事、育児を挟み
元気になり夜再稼働ができましたが
ここへきて「出社回帰」で、出社日が増える
=通勤で約2時間ロス
=いくらスマホでできる仕事をしても
賄い切れず…

ということで、正直にもうパンクしてるし
このままだと過労で倒れるのと
業務を分割して任せられる人が育つのと
どっちが先か?わからない!無理だー!

と申告して、一部業務を他の方に渡しました。

管理職が罰ゲームにならないようにするには
個人的な見解ですが、下記があるとよいのではないかと?

・本当に管理職がやるべきこと以外は業務を分割する。なんでも管理職にしない

・管理職こそメンタルケアが必要。
経営陣はもっと中間管理職のフォローがいるのでは?

(個人的には今市場にある管理職むけコーチングは管理職手当では賄えない価格なので、もう少しお手頃価格で守秘義務守ってくれるサービス欲しいです)

・管理職の事務処理など、管理職ではなくても
できる付随業務をサポートしてくれる人の存在

・不必要な対面会議を減らす。
一定、リモートで集中して自分の仕事が
できる時間を会社として確保する
(出社によるタイムロス、体力激減、
話しかけられることでの業務処理進まない問題の解決。出社日少なければコミュニケーションの日と割り切れる)

管理職本人がでもやりがいあるし、転職時の市場価値あがるしと思っても、いくら個人が管理職の良さをアピールしても、やりたがる人は増えないのでは?と思います。

ただ私個人は、メンバーの頃よりは
実際に管理職をやってみて、やりがいもあるし
自己成長も感じられるので、やってよかったと思います。

もっとサスティナブルな働き方ができるよう
管理職の業務範囲を絞りたいですね




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