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マレーシアのギフトには○○が紛れている!
これ、マレーシアというか『中華系マレーシア人の文化』かもしれません。
先日友人ファミリーのクリスマスパーティに参加した時のこと、ギフトにアレが紛れていることをすっかり忘れてこれを受け取り、「おぉぉぉーーー!」と驚きを隠せませんでした。
プレゼント交換で私が受け取ったこの箱には、蓋から糸で吊り下がった蝶々が2匹。最初は、
「えぇっ!チョコレート...?」(予算50リンギ≒1,200円なのにケチったか?)
と、正直ガックリ。でも、他の参加者が蝶々に気づいて叫んだのです。
「MONEY〜〜!!!」
そう、この蝶々2匹は「現・金」だったのでした(笑)折り紙うまいなぁ〜!
広げるとこんな感じ。今日のレートで1リンギ≒25.4円だから、22リンギ≒560円ですね。予算をチョコレートと現金で半々に仕込んだ形です。
実は、他のプレゼントにも現金が紛れていました。
子ども同士は20リンギの予算だったのが、息子が受け取った小さな包みには25リンギが。別の友人には大人向け予算の50リンギ札がプチプチに包まれて入ってました(笑)
プレゼントを受け取っても安心できない
実はこの写真の後、独自のプレゼント交換ルールにより、息子の「現金ギフト」は他の参加者の元へ...という悲しい結末に(笑)
説明します。このプレゼント交換ルールがまた面白かったんですよ。
① 全てのプレゼントを集め、番号を付ける
② 参加者はくじ引きで番号札を受け取る
③ 番号札の順に、該当のプレゼントを一旦受け取る
④ 自分の後に受け取った人のプレゼントが欲しい場合、申し出て交換可能
⑤ 最後の番号の人は、全ての中から好きなプレゼントに交換が可能
このルールだと、
✔︎ 最後に番号札を取った人も不利にならず、欲しいものを受け取れる可能性有り✔︎嬉しいギフトをゲットしても、後の人から横取りされる可能性有り
ということになります。フェアだし、自分が受け取った後も気が抜けないので、ヒジョーに盛り上がりました。
参加者は気心が知れているファミリーという事もあり、「これ要らんわ」「あっちが欲しい!」など、好みをガンガン口にするのも面白かったです。
誕生日会にも現金が
プレゼントに現金を渡すこと、実は子どもの誕生日会でも結構あります。
インター校のクラスメイトの誕生日会で、ギフトの代わりに現金の入った封筒を頂いたり、今回の蝶々のように折り紙で一工夫してあったり。
この「現金ギフト文化」は、ペナンで驚いた事の一つです。
わたしのローカル友人は中華系マレーシア人ばかりなので、マレー系やインド系の中でもこの習慣があるかどうか不明です。どうなのかな?ご存知の方がいらしたら、ぜひ教えてください。
プレゼント交換に現金、ヒジョーに盛り上がるので、日本でも仕込んでみると楽しいかも知れませんよ!
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