ペナン近況ーインター校の新年度受入れ状況やVISAについて（2020年6月4日現在）

3月18日からのMCO/ロックダウン、5月13日からのCMCO/セミロックダウンの2ヶ月半を経て、マレーシアは少しずつ次のステップへと動き始めています。

入国制限は続いている状態ですが、留学/移住/サマースクールなどへのお問い合わせを多数いただいているので、現段階でのインター校やVISA関連情報などをお伝えします。

マレーシア政府では、学校再開時にかなり厳しいガイドラインを設けています。こちらは本日付で発表されたガイドラインについての記事。

For students, mandatory temperature checks, spending recess in classrooms the new normal when schools reopen | Malay Mail

上記紙面の内容＋今までに発表されているガイドラインは以下の通りです。

学校再開時のガイドライン案
・学校を再開する場合、2週間前には保護者へ告知
・MOE(教育省)とMOH(保健省)が協議し適切な日取りを決定
・机を1m間隔に、教室内の人数を15〜20名までとする
・職員室もソーシャルディスタンシングを遵守
・登校時、校舎に入る前に検温を実施
・パックされたランチを教室内でとる
・ランチを購入する食堂は時間差を設けて生徒を集中させない
・各校に隔離室を設けて体調悪化に備える
・校舎内は人の動きが一方向となるよう床や壁に印をつける
・併設する寮にもベッド同士を1mあけるなど同様のガイドラインを適用
・教師や職員に検査を実施し陰性であることを確認
・まずはForm5〜6(高2と高3)を優先し、段階的に再開予定 

教室内の人数制限などから、学校が再開された後も「分散登校」や「オンラインと対面授業の組み合わせ」等も予想されます。

●インター各校、新年度の受入れ状況と支払いについて

8月(又は9月)からの新年度に向けて、オンラインでの学校説明会が盛んに行われ、オンラインによる遠隔受験を実施している学校もあります。但し、年度初めまでにマレーシアへ入国可能かどうかは未だ不明です。

通常、受験に合格後は「入学金や授業料を納める」事によって生徒枠が確保されますが、入国可否が不明の現状においては「支払いを可能な限り引き延ばすこと」をお勧めしています。