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八日目 令和元年五月六日 九時頃

 東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。八日目 令和元年五月六日 九時頃。駿河國 蒲原宿。

【上段左】髭題目。これも街道筋には付き物。奥には東漸寺が見える。

【上段中】イルカすましを売る店イルカのヒレの肉の塩漬け

【上段右】蒲原宿の町並み。道の曲がり具合が往時の街道の雰囲気を伝える。

【中段左、中】國の異体字ハンター。「玄」型異体字。奥にある龍雲寺山号「岩戸山」を示す石碑。両側には霊場の番号が示されている。両國二十一番とは「駿河伊豆両国横道三十三観音」の二十一番、一國二十六番とは「駿河三十三観音」の二十六番という意味。文政十年(1827)建立。

【中段右】台座石には盃状穴が見られる。

【下段左、中】日本軽金属水力発電所の放水管。街道の下をくぐって発電施設につながっている。

【下段右】年季の入った常夜灯。文政十三年(1831)建立。

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