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四日目 令和元年五月二日 十八時頃

 東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。四日目 令和元年五月二日 十八時頃。遠江國 浜松宿から見付宿へ。

 くろんぼう様。インドの旅僧が殺され金品を奪われてしまった。そこで土地の人が手厚く葬ったという。黒ん坊と言うとどうしてもコレを思い浮かべてしまう。

 黒ん坊様にはお酒が手向けてあった。榊もちゃんと生木が活けてあった。

 小川に架かる橋。旧街道の橋は小さな川でも欄干が立派である場合が多い。

 大正時代の中泉を示した看板中泉軌道というトロッコがあったようだが、痕跡は全く無し。

 モダンな建物の魚時商店前々回の膝栗毛でここを通りがかった際、たまたま辺りにいた御婦人に話しかけたらこの魚時ご主人だった。建物は昭和初期か大正のものだと教えてくれた。確か店を畳むとか畳まないと言った話をした気がする。しかし建物は守っていかなければならないと語ってくれた。

 遠江國分寺跡。「國」の異体字としては、最大級の大きさである。「ム一(むいち)」型異体字

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