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俳句

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2015年7月の記事一覧

2015.7.22 13句

旅行行く前に限って風邪をひき#娘

包む雨君と語らふ夢しずく

夏夕べ蒼き薄暮に世が染まり

巴旦杏祖母思ひ出す懐かしさ

空移る蜻蛉の自由憧るる
(→ すいすいと蜻蛉往来繰り返す)

自由持つ移る蜻蛉に惹かれをり

天候が西と東で正反対

娘言うさすがだ今日はみず曜日

成長し今年かぎりの夏浴衣#娘

ひたすらに今日は荷造りしなければ

恐ろしいほどの豪雨が街襲う

プールなき朝はのんびり起き出

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2015.7.21 19句

感動す吾が句が認めらるる夜

消え去ると想へば尚更愛おしく

儚くて美しき様恋に似て

この夏は君と眺むる遠花火

明日からは本気を出して旅支度

明日は雨梅雨明けすれど晴れぬ日々

夏の宵空で三日月かくれんぼ

煌々と光る三日月夜の使者

玻璃光る夏の夕陽に染まり紅

はからずも君と出逢ひしこの刻に

逃げたとて何もかわらぬ辛さかな

二人して昼寝転がる長閑さよ

果つ蝉や命儚さ伝えをり

また

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煌々と光る三日月夜の使者

煌々と光る三日月夜の使者

煌々と光る三日月夜の使者

夏の宵空で三日月かくれんぼ

2015.7.21
#俳句 #写真 #空写真

2015.7.20     20句

2015.7.20 20句

輝ける何かを探す人と人

崩れゆく想ひの深さ知る今宵

美しき花も色褪せ悲しき夜

吾照らす陽が何処なのか探す日々

絆とは脆く儚く夢のよに

夕刻に白き三日月笑ふ空

落つる陽に白き三日月笑ふ空

茜色世に切なさが満ちる刻

染まりゆく空を見上げて夕涼み

強風で布団飛ばされ大慌て

熱いもの食べたその後アイス食べ

暑い中カレーうどんで暑さ増し

梅雨が明け海山へこころ駆ける夏

緑濃き夏の田

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落つる陽に白き三日月笑ふ空

落つる陽に白き三日月笑ふ空

落つる陽に白き三日月笑ふ空

茜色世に切なさが満ちる刻

2015.7.20 #短歌 #写真 #空写真

暑き日にやつと生まれし燕の子

暑き日にやつと生まれし燕の子

暑き日にやつと生まれし燕の子

可愛いねぴょこっと顔出す燕の子

大雨に負けず燕は餌運び

マンションの庇の下の巣
最初外側の巣でしばらく卵をあたためていましたが、改修工事中で落ち着かなかったようで一度断念。
改修工事がほぼ終わった頃、内側の巣でもう一度子育て開始してやっと数日前にうまれました。
#俳句 #写真 #動物写真

水無月 こころの声 2015

#俳句

6.24
静けさが迫る夏の夜見つめをり

紡ぎゆくこころの声を言の葉で

高速の街灯切なく光る宵

詠む前は私何見て歩いてた

6.23
願ふのはそばに幸せあるように

何故だろう悲しみ近い今日の夜

去る人を想ひ幸せ祈る宵

止まらない言の葉の旅続けゆく

砂時計落ちゆく刻の速さかな

伏し目がち歩きゆく道色褪せて

水無月 生活を詠む 2015

#俳句 #主婦の句

6.24
亀さんがマンションベランダ遠征し

久しぶりお布団干せて嬉しいな#工事終了

誰のかなグローブぽつんと忘られて#公園

白ぶどうバナナピューレのジュース飲み

セリーグの混戦具合に目を見張り

6.23
今シーズン初の枇杷の実舌鼓

夏の宵本の世界へ旅をして

風鈴の鳴り響く音何処からか

本日はフリー参観大雨で

寝ていてもいい日に限り目が覚めて

水無月 愛を詠む 2015

#俳句 #恋愛

6.23
月見れば想ひ溢るる心地して

月は知る秘めたる想ひいつまでも

夢に見たものは今でも夢のまま

傷ついたこころ抱いて眠ろうか

戻れない懐かしき頃切なくて

知っていた永遠などはないことを

朝焼けを二人で見たい儚くて

掴めそう思うことなど幻か

遠ざかる距離を見つめる夏の夜