水無月 こころの声 2015

#俳句

6.24
静けさが迫る夏の夜見つめをり

紡ぎゆくこころの声を言の葉で

高速の街灯切なく光る宵

詠む前は私何見て歩いてた

6.23
願ふのはそばに幸せあるように

何故だろう悲しみ近い今日の夜

去る人を想ひ幸せ祈る宵

止まらない言の葉の旅続けゆく

砂時計落ちゆく刻の速さかな

伏し目がち歩きゆく道色褪せて