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第2話 保護猫が家族です。

こんにちは。お疲れ様です(^O^)
今回は「第1話 保護猫が家族です。」の続きを書かせていただこうと思います。よろしくお願いします。

 1話目では、お兄ちゃん2匹との出会いについてお話しさせていただいたので、続きまして後輩3匹について書こうと思います。
 
 あれは去年の秋でした。父の会社の側の陰で3匹の子猫が生まれていることが確認されました。その時は母猫が懸命に子育てをしていたようなので、そっと見守っていたようです。(人間が触れてしまうと育児放棄してしまう可能性があるためです。)
 大人になれるようにと祈る中、ある雨の日の夕方のことです。その日は気温が低く、風も吹いており、心配になった父が見に行き、子猫が動いていることを確認しました。母猫は周囲にいなかったようです。ほっとした父は仕事に戻りましたが、窓の外から母猫が帰ってくることを確認しようと様子を見ていました。しかし、完全に夜になっても母猫が帰って来ることはありませんでした。育児放棄なのか、事故に合ってしまったのかはわかりませんが周囲を探しても見つけることはできませんでした。雨が次第に強くなっています。このままでは子猫の命が危ないと判断した父は、再び子猫の様子を見に行きました。すると3匹ともぴくりとも動きません。人間が触れてしまったら、もう人間が育てるしかないことを父も分かっていましたが、命には変えられないと保護することを決めました。

 すぐに病院に連れて行き、温めると、少しずつみんな動き出しました。一命を取り留めた瞬間です。生後一週間以内の子猫でしたので、目も開いておらず、片手に3匹一気に乗ってしまうくらいの大きさしかありませんでした。授乳も2時間おきにする必要がありました。うまく飲めなかったり、食欲が落ちたりあれよこれよと前途多難でしたが、家族みんなで協力して授乳期間を過ごしました。こんなに小さな生き物があんなに大きくなるなんて!と家族とよく驚いたものです。全く別の生き物と言われても信じてしまいそうです。


猫かもわからない大きさ↑
やっと目が開いた頃の妹2匹↑


 食欲が落ちてしまったり、痙攣が起きたりと、命の危機が何度も訪れた子猫たち。動物病院の夜間救急には何度もお世話になりました。諦めずに懸命に対応してくださった先生方には感謝しかありません。この場ではありますが、ありがとうございました。

子猫が気になって仕方がない兄2匹↑


現在の3匹↑

 今ではこんなに大きく、猫らしく成長しました。(しみじみ)
最近は性格がはっきりしてきて、観察するのが楽しみでもあります。
家族共々、成長を見届けることができ、嬉しい限りです。これからも家族の一員として個々を尊重し、のびのびと生きて欲しいと思っております。以外にもお兄ちゃんたちがよく面倒を見てくれているので、安心して躾を任せています😌どちらももちろん男の子なんですが、父性?とやらが湧いているのでしょうか?ダメなことは叱り、毛繕いを頻繁にして甘えさせています。第一に大切なのは先人猫の気持ちだと思っていたので…関係をうまく築けるか心配だったんですが、そんな心配無用だったようです。本当に良かった^ - ^

今回は、3匹の子猫との出会いについてお話しさせていただきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またお会いできれば嬉しいです( ´ ▽ ` )


世の中に幸せな猫ちゃんが増えますように。

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