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譲れないもの。

毎日blogアップを目指してたが、5月末から環境がまた大きく変わり感情が追いつかなくなってしまっていた。

ある事務所に所属してたが、意見の相違があり退所した。良くも悪くも「?」があるままで動けない性分。特に今回は一演劇人としてどうしても納得がいかず、このまま折れてい続けていたとしても恐らくまた揉める、それは確信だった。

俺は芝居をやりたくて、劇団を大きくしたくて、演劇を拡げたくて、そんな自分や仲間を知って欲しくてただそれだけで所属して動いてた。それが事務所が決めた事だからの一言で動きが制限されそうになった。勿論、納得出来る理由であれば従う、そこまで分からず屋のつもりはなかった。が、何度かやり取りしても「?」が消える事はなく、しかしあるところで妥協もお互い必要かと思い押さえたところもあった。しかし、理念的なところに疑義を持たざる得ない事が起こった。

このままだと自分のやりたかった事が出来ない。

俺はただ、ただ、芝居をしたい人と芝居がしたい。演劇がしたい。やれる環境はタイミングだ。タイミングを逃すと次にいつそれに出会えるか分からない。ましてや今のこの時世、何が起こるか、明日どうなるか分からない。

そして、こんな時世の中、一緒にやりたいと言ってくれる役者とどうしても芝居がしたかった。周りの演劇人、映画関係者、劇場、廃業、閉館など疲弊してる今の現状だからこそ、だからこそ、非常事態宣言が解除された時、関係各所のガイドラインも読んで理解した上で活動を再開させたかった。ただそれだけだった。

しかし、熱意は伝わらなかった。勿論、全てではない。あるところは妥協案を提示してくれた。ただその時にこちらの想いを伝えた事に対する返答に唖然としたのだ。自分の中でギリギリ保っていた糸が切れた。

自分が辞めるしかない。

もしかしたら、この判断は間違っていたかもしれない。でも後悔は微塵もなかった。

俺には譲れないものがある。

後は自分次第。

一緒に芝居をやる仲間にがっかりはさせない。この決断が間違えだったと思わないようにこれからも精一杯やるだけだ。

さぁ、また、スタートだ。



車椅子の役者、演出家として活動していく事で観る側だけでなく演る側のバリアも崩していきたい。活動にご支援の程宜しくお願い致します‼️