【豊かな生活を目指す】経験よりモノだった頃
私は長年、経験よりモノにお金を費やしてきた。
経験から得られる目に見えないものより、お金を支払った対価として視覚的に確認することができる“モノ”に価値を見出してきた。
「視覚的に確認できる」というのが重要ポイントである。
ほしいものがある。でも高いものを買ってしまうとたくさんのモノを手にすることができない。ちょっとがんばれば手が届く物ですら、お金を貯めて買うということができなかった。早く手に入れたいから。形あるモノをいち早く手に入れることで欲求を満たしたかった。
欲しいものをいち早く手に入れ満足できたかというと、むしろその逆。
さらに欲しいものは増えていった。そして同じ消費行動を繰り返す無限ループだった。
そうやって手に入れてきたモノの中で、手元に残っているものはないかもしれない。そして心に残っているものもほとんどない。
当然お金も残っていない。心が満たされることもない。
そしてそんな事実に気づくこともなく、欲求を満たすために働き、労働の対価として得たお金を失ってきた。
振り返ると本当に愚かだったなあと思う。
そんな愚か者の原因のひとつは、圧倒的な知識不足、勉強不足、そして経験不足だったのだと思う。
今、そんな過去を取り戻すべく物質的にも心理的にも「豊かな人生」を目指している。できると信じて!!
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