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伝えることを学ぶ

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あたりまえを疑ってみた。

あたりまえを疑ってみた。

当たり前のことは当たり前にやりなさい。
人生で何回かは耳にする言葉だ。母親に言われたか、学校の先生に言われたか、それとも頭の固い会社の上司かもしれない。僕も高校の先生に、当たり前のことを一生懸命にやれと言われたことがある。
僕ら日本人は「当たり前」という言葉をよく使う。そんなのあたりまえじゃないか。ほら、今まさに使った。世間には当たり前体操や当たり前ポエムなどもある。

では「当たり前」とはどんな

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日本は素晴らしい国だ

日本は素晴らしい国だ

多くの外国人が「日本は素晴らしい国だ。」と口にする。”クールジャパン”という言葉にもあるように、日本には外国人から魅力的に見えることがたくさんある。僕ら日本人も、自国が素晴らしいと感じている人も多いはずだ。しかし、僕は生まれてから20年間ずっと生きてきたこの国を、一度も素晴らしい国だと感じなかった。たった数日間、日本を訪れた観光客ですら気づけることを、20年かけても気づけなかった。なぜなら、僕にと

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あたりまえの素晴らしさ

あたりまえの素晴らしさ

日本は素晴らしい国だ。日本を訪れる多くの外国人がその言葉を口にする。”クールジャパン”という言葉にあるように、外国人から魅力的に見えることが日本にはたくさんある。僕ら日本人にも、日本は他の国に比べて素晴らしい国だと感じている人も多いはずだ。しかし、僕は生まれてから20年間ずっと暮らしてきたこの国を、一度も素晴らしい国だと感じなかった。たった数日間、日本を訪れた観光客ですら気づけることを、20年かけ

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僕にとっての熊本

僕にとっての熊本

僕は熊本地震を経験していない。
2016年4月、家で一人テレビを見ていた。生まれ育った熊本から東京の大学に進学し、初めての一人暮らしを満喫中だった。誰に怒られることもなく、遅くまでテレビを楽しんでいると、警告音と共に速報が流れた。テレビの画面に映し出された文字に一瞬、目を疑った。

「午後9時26分、九州地方で地震、震度7 熊本地方」

見ていたテレビ番組が、すぐさま熊本の様子に切り替わった。安

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助かったはずの223の命

助かったはずの223の命

ほんの一瞬で世界が変わった。2016年4月14日午後9時26分、震度7の地震が熊本県を襲った。益城町を中心に甚大な被害が生じたが、これはまだ悪夢の始まりに過ぎなかった。
「(14日より)大きな地震はこないだろう。」
誰もがそう思っていた。しかし、彼らは突然やってくる。2日後の16日午前1時25分に、追い打ちをかけるように「本震」が発生し、益城町と西原村で再び震度7を記録した。僅か28時間のうちに震

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令和から昭和へタイムスリップ、時代を感じる喫茶店

令和から昭和へタイムスリップ、時代を感じる喫茶店

平成が過去の時代となり、新たに令和が始まった。そんな時代に、昭和から30年以上続く喫茶店が東京の板橋にある。

東武練馬駅から6分ほど行くと、現代には珍しい昔ながらのスクーターが見えてくる。窓の向こうの世界に興味を持ち、恐る恐るドアを開けてみる。

お店に置いてあるものは全て当時の本物。

静かで小ぢんまりとした店内には、昭和に流行した雑貨やポスターが所狭しと並ぶ。目に入るもの全てが新鮮で、頭には

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レトロな雑貨に囲まれて一休み

レトロな雑貨に囲まれて一休み

珈琲屋らびっと
昭和の雑貨やポスターが並ぶ、駅から徒歩6分の30年以上続く老舗喫茶店。美味なコーヒーを450円で味わえ、気さくな店主と何気ない会話を楽しむ。一人でのんびりと午後のひと時を過ごしたい店だ。

こぢんまりとした店内にはテーブル席が3つ。

並んでいるものは全て昭和当時の本物。

住所 東京都板橋区徳丸3丁目13-10
営業時間 11:00~21:00
定休日 毎週水曜日

令和から昭和へタイムスリップ、時代を感じる喫茶店

令和から昭和へタイムスリップ、時代を感じる喫茶店

平成が過去の時代となり、新たに令和が始まった。そんな時代にまるで昭和を感じさせるお洒落な喫茶店が東京の板橋にある。その名も珈琲屋らびっと。

東武練馬駅北口から歩いて6分ほど行くと、通りから見える昔ながらのスクーターが目印だ。スクーターの上にはそれとなくメニューが置いてある。

店内に入ると、昭和を感じさせる雑貨やポスターが所狭しと並んでいる。令和から平成を飛び越え、昭和へタイムスリップした気分に

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レトロな雰囲気を味わえる喫茶店、珈琲屋らびっと

レトロな雰囲気を味わえる喫茶店、珈琲屋らびっと

東武練馬駅から徒歩6分のレトロな喫茶店、珈琲屋らびっと。昭和の雑貨やポスターが並び、どこか懐かしい雰囲気を味わえる。美味なコーヒーとケーキが都会の喧騒を忘れさせ、一人でくつろぐのにうってつけのお店。

珈琲屋らびっと
住所:東京都板橋区徳丸3丁目13-10
営業時間:11:00~21:00
定休日:水曜日

やりたいことがある、でも仕事にはしたくない!

高知のとある大学生の目標は、海外で日本語教員になることだ。

彼の名前は田中のぶまさ。広島県で生まれ育ち、小学校から今日までサッカーのある生活を送っている。そんな田中は中学3年生のとき、国体選抜に選ばれなかったことを機に、プロサッカー選手の夢を諦めてしまう。それでも、サッカー愛は尽きることなく、高校では親の反対を押し切ってまで体育コースへ進学した。今では舞台を高知に移し、大学の部活でサッカーをプレ

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広島から世界へ

高知のとある大学生の目標は、海外で日本語教員になることだ。彼の名前は田中のぶまさ。広島県で生まれ育った彼は、小学校から今までサッカーと共に育った。高校では体育コースに進学し、プレーだけでなく子供たちにもサッカーを教えていた。まさに、サッカー漬けの人生だ。そんな彼だが、国体選抜に選ばれなかったことを機に、プロサッカー選手という夢を諦めてしまう。それでも、サッカーを愛することは止めず、広島から高知に舞

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自分らしさ

「サッカーは人生と似ている」

試合時間はキックオフから、主審が最後の笛を吹くまで。人生は生まれてから、死ぬまで。サッカーも人生もその限られた時間の中で、数々のドラマがあり、何が起こるか分からない。僕の20歳までの人生をサッカーの前半戦に例えてみた。というのも、20歳という年齢が、子供から大人になる人生の節目だと思ったからだ。それでは、ハイライトをどうぞ。

まずは失点シーンからだ。

場面は大

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自己紹介

「サッカーは人生と似ている。」

サッカーの試合時間はキックオフから、主審が最後の笛を吹くまで。人生は生まれてから、死ぬまで。その限られた時間の中で、数々のドラマがあり、人生と同じで、サッカーも何が起こるか分からない。では、人生における対戦相手とは誰なのだろうか。これまでの人生をサッカーの前半戦に例えてみた。自分という人間を少しでも分かってもらえれば、幸いだ。それでは、ハイライトをどうぞ。

まず

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