生物の先生 #エッセイ
そう、卒業の日に言いに行った。
そんな先生がいた。
一字一句正確な記憶、とはいかないけれど
そんな話をしてくれた。
今も、この言葉に私は勇気をもらっている。
学んでは、忘れ、
学んだはずなのに、忘れてしまって、
自分には何も身についてなかったんじゃないかと
後悔しそうになる時。
ちゃんと、あるんだと。
ちゃんと、残っているものがあって、
今、これからの私を支えてくれる学びが
私の中にちゃんといるんだと。
とても、安心できるんだ。
先生、ありがとう。
言葉の一字一句は忘れてしまっても、
その言葉に救われたことを
私はちゃんと、覚えているよ。
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