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【雑談】「最初の5年」を感じる、今日このごろ。

こんにちは(^^♪
久しぶりの更新です。

今回は「仕事の仕方」について、最近感じていることを少しだけ書いていきます。お時間がある方は、お付き合い頂けると嬉しいです。

突然ですが、「会社員」で働くことと、「会社から独立」して働くことの、一番の違いはなんでしょうか。独立のかたちは「フリーランス」「会社経営」など、さまざまあると思いますが、要するに「雇用されずに働く」働き方をイメージして頂けるとよいかと思います。

私は「会社員」として約10年、「独立」して数年働いていますが、このふたつの一番の違いは、下記だと思います。

「引き受ける『仕事』を選べること」

会社員時代は、自分がする仕事を「選ぶ」ことはできませんでした。働く場所も、内容も、相手にするお客さんも、そして、一緒に働く人も。基本的には「何も」自分で選択することはできません。もちろん、会社の中でも「キャリア相談」のような機会はありますが、そのような場で「要望」しても、聞き入れられるのはほんのわずかです。基本的には「会社(組織)」が先にあり、個人が仕事を選択できる余地はほぼありません。

しかし、独立してある程度、仕事が軌道に乗ると、いろいろなことが「自分で選べる」ようになってきました。これは、会社員時代とは大きな違いです。もちろん、会社員のように「安定した定期収入」が約束されているわけではありません。仕事を自分で創り、仕事を取っていかないと、収入はありません。仕事を選んでいる余裕がない場合もありますが、ある程度、余裕ができ、安定してくると「選べる」ようになります。

仕事を「選ぶ」とは、どうゆうことか?

独立して個人として「家庭教師」をしているとき、ぶっちゃけますが、私は「お客さん」を選んでいました。依頼の声があったとしても、すべての人からの仕事を引き受けていたわけではありません。なにを偉そうに、、と思うかもしれませんが、実はそうしないと、個人として「食べていく」ことができないのです。なぜなら、自分が対応できない(相手にしたくない)お客さんを、間違えてお客さんにしてしまうことほど、こちらの資源(リソース)を損なうことはないからです。我々の業界でいうと、一定の割合で「モンスターP」という方が存在します。そのような方をお客さんにしてしまうと、こちらのリソースがもちません。なので、仕事を引き受ける前の段階で、しっかりと「断る」必要があります。

会社が法人になり、いわゆる「経営」を考えたときに意識するようになったのは「誰と仕事をしたいか」という観点です。法人化して、サービスが固まってくると、お客さんを選ぶことが難しくなります。しかし、どんな人をパートナーにするか、どんな人と仕事をするかを選択することはできます。これは、とても大事な選択権だなと感じます。

どんな人と一緒に、仕事をするか。

このことを考えたとき、私が思うのは「仕事のやり方」「考え方」が合う人がやっぱりいいなと感じます。根本的な仕事観みたいなのって、やっぱりありますし、その部分が合わないと、一緒に仕事をしてすごくストレスになります。いい仕事もできないと思います。

例えば、料理を作るとして。ある人は「器」から「料理」を考えます。しかし、ある人は「お客さん(食べる人)」から「料理」を考えます。このように料理を作るという行為ひとつを考えても、どのように進めていくかは人それぞれです。この進め方そのものが、その人の「仕事観」です。

思うに、その人の仕事観は「その人が仕事をはじめてから最初の5年間」で形成される、と私は思っています。新卒で入社したら、そこから「5年間」が仕事観の形成期間です。そして、一度形成された「仕事観」はおそらく一生変わりません。私はそんな気がしています。だからこそ、新卒で入社する会社って、めちゃ大事ですよね。例えば、大企業に入社し、10年くらいたつと、大企業的な仕事観が身につきます。そして、そのような仕事観はその人から一生とれません。それがいいことが悪いことかは別として、そうゆうものだと私は感じています。

どんな5年を過ごすのか。

私は今年、35歳になります。私は新卒で入社した会社に、大学時代を含めると「約5年」いました。なので、私の仕事観の大半は、その会社によって形成されているなと感じます。基本的な仕事観って、そのときと今と、変わっていないなと思います。だからこそ、新卒で入社した会社には非常に感謝していますし、良い会社だったなと改めて感じます。

何がいいたいかというと、やはり「最初の5年」は大事だということ。同じ会社にいることが大事なのではなく、どのような仕事観をみにつけるのか、という点で、非常に大事です。人から言われた仕事だけをする5年間を過ごせば、その人は一生、そのように仕事をし続けていくと思います。逆に、仕事を自分で創り、生み出していく経験をしていければ、そのような仕事観が一生、その人に身についていきます。だからこそ、最初の5年間って、めちゃ大事ですね。今回は、以上、雑談でした^^

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