【8/18】キャズム
キャズムとは、
新商品が訴求する時にあらわれる
乗り超えるのが難しい「深くて大きな溝」です。
あるとき、急に新規ユーザーがこなくなることがあります。
順調に伸びていたサービスが伸びなくなる、という事象が
キャズムといわれる事象です。
キャズムになった場合は
どう超えなきゃいけないのかを考えることが必要です。
いつのタイミングで
ユーザーがそのサービスを使うのか、という図は
見たことある人も多いかと思いますが、
5つのタイプに分かれています。
◆5つのタイプ
①イノベーター
②アーリーアダプター
③アーリーマジョリティー
④レイトマジョリティー
⑤ラガード
①と②がだいたいどのサービスも16%くらいです。
最初の16%がなんでも新しいものを使ってくれます。
なぜ、このキャズムが発生してしまうのかというと
キャズム前後でニーズが異なっているからです。
ニーズの違い
前:リスクをとって、新しいものを使って現状を変えたい
後:変革よりは、今あるものを改善できるとわかったタイミングで使いたい
リスクをとるか、保守的なのか、という違いですね。
では、具体例として
セールスフォースがどうやって超えたのかを見ていきます。
セールスフォースは
営業管理ツールをクラウド化するサービスです。
こちらは、「ターゲットを絞った」ことでキャズムを超えたいきました。
そのターゲットとは、
テクノロジーに詳しい営業です。
現場が使いづらいという課題があったので
ITのリテラシーが高い営業に絞ってプロモーションをしました。
◆利点
・現場が使いやすい
・転職した時に、広まっていく
他の具体例として、
メルカリなどはTVのCMをたくさん売ってキャズムを乗り越えました。
◆まとめ
キャズムとは、
どんなサービスにも訪れるものです。
大切なことは、
どう超えていくのかを考えていくことです。
現状のままでは、このキャズムを乗り越えることはできません。