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(39) 通勤時間が爆長くなったので毎日本を一冊ずつ読むことにした

 お久しぶりです。約一ヶ月ぶりに読書記録を書きます。もはや何を読んだかも忘れている。読んではいました。

224〜235. 呪術廻戦(3)〜(15)

↑この表紙好き。東堂葵さん、ひたすら強くてかっこいい。

 鬱とかではなく、単純にぜんぜん本を読む気が起きないターンが来たので、漫画本を読んでいた。単行本で読むと作者の思想が垣間見えて、そこがすごくいい。これはジェンダーバイアスなのか? いや、個性の差だなあ… とか作者が悩んでる様子が見えるんだよね。確かに、釘崎野薔薇ちゃんと禪院真依さんとのやりとり(「寝不足か? 毛穴開いてんぞ」)を見たときは最初「ウッ、きたな、ジャンプ的価値観」と思ったんだけど、他の女性キャラクターの中ではルッキズムにまつわることを言わない人もいる(てか、その方が多い)し、野薔薇ちゃんのジェンダー的自立の感じ(でも本人は無邪気にネオリベフェミニズム&ルッキズムを内包してる感じ)とかすっっっごく今風! 作者にはジェンダー、というか社会を見る素養があって、それをキャラ作りに反映させてるんだなって、読み進めるごとに静かに感動している。ONE PIECEの女体化で全員バカになるやつの炎上とかでしかジャンプを知らない人はもったいないと思います。面白いです。
 キャラクターですが、わたしはナナミンが大好きです。真希さん(生い立ちだけで一つ物語ができちゃうよね!)、野薔薇ちゃん(釘を打って戦うから「釘崎」なところ好き、あと口が悪いのと本質が優しいところが矛盾し合わずに共存してるところも好き)、あとアニメのパンダ先輩(超頼れて惚れる)あたりも好きかなぁ。五条先生は絶対コンドーム使わないと思う(「ゴムつけるとイケないんだよねぇ」とか言って丸め込んできそうだ)からやだー。

236. 呪術廻戦(0)

 バリバリにハマっている。乙骨くん、非常ーーーーーにずるいキャラクターじゃない!? これはみんな目がハートになってしまうよ……。ここからどうやって今の乙骨になっていくのか、楽しみですね。あと真希さんはマジでいい人すぎる。

237. 呪術廻戦公式ファンブック

 バリバリにハマっている②。作者と同じ年に生まれたということを知って血湧き肉躍った。純粋に嬉しい。
 BLEACHの久保帯人先生との対談で、「女性キャラみんな性格キツくない?」って言われてて、いや、先生、それは申し訳ないですが違いますわぁ……。と思った。ジェンダー観がもう全然違う世代なんですよ、先生。これを読んだほぼ同時期にアニメも観始めて、ナナミンかっこいいって毎日思ってる。

238. アイヌ学入門

 呪術廻戦を現行まで読み切って脱力してる折に、スッキリ!のアイヌ差別問題がニュースになっていて、うーわ。。と思い、とりあえずアイヌの勉強〜のために買ったが、「入門」ではなかったかも。考古学者である著者のアイヌにまつわる考えが書かれているもの。「アイヌ=未開・野蛮」を打ち砕くため、さまざまな文化と混ざり合ってアイヌ文化が出来上がったんですよーというようなことが書いてあった と理解している。個人的にはアイヌの差別問題についてより深く知りたかったので、それはまた別の本をあたる必要がありそう。ちなみにこれと同時期に『被差別の食卓』を読み返したんだけど、そちらには「ア、イヌ」と呼ばれたというエピソードがソッコー出てきてびっくりした。擁護する人で「差別する意図はなかった」みたいな人がいるのを観測したけど、差別者って得てして差別"を"しようという意図は持ってないことが多いよね。

239. 職場のメンタルヘルスケアと実践 ストレス対処のための運動・栄養・休養

 図書館で借りた。弊社では今メンタルヘルスに問題を抱えている人が多いらしく、何かできることがないかなぁと思っていろいろ調べてみたのだが、実際にうつ病なり適応障害なりの診断が下ってからの話に特化しているものが多く、予防面でのメンタルヘルスケアの本を探すのに苦労した。
 タイトル通り、運動・栄養・休養の3点から予防策を具体的に紹介されていて、非常に参考になった。大判かつ文章も簡潔で読みやすいので、一冊購入しようか検討中。
ネコが気に入っていて、かわいかった。

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240. 欲望のゆくえ 子どもを性の対象とする人たち

 図書館で借りた。わたしが得意とするところの虐待・殺人・自殺である。朝日新聞の記者が書いたルポ。こういうテーマのルポで、女性が書くものには本人のエピソードが、男性が書くものには性風俗のエピソードが出てくるのはもう分かりきっていたことだが、今回は「はじめに」にそのエピソードが出てきたので、「はい、こんにちは〜」と思った。そういう意味で、『男が痴漢になる理由』ってすごい本だったのでは と最近思う。

241. すべての疲労は脳が原因 [1]

 図書館で借りた。仕事のあとにランニングとかして「疲労が吹っ飛んだ!」とか言ってるのはまやかし、早く帰って栄養ある食事を摂って寝たほうがいい みたいなことが書いてあって笑っちゃったけど、よくよく考えればそりゃそうだよな。紫外線を浴びると疲労を感じやすいというのも、確かにー。今年は調光レンズ(紫外線量で色が変わるレンズ)のメガネを掛けようと思うから、対策ちゃんとできると思う。マスクとサングラスの姿にはやはり抵抗はあるけど……。どうでもいいけど、今Amazonで売られてるこの表紙(黄色くて、先生の顔が写ってる)だったら借りてなかったと思う。

242. 難聴・耳鳴り・めまい「治る」には理由(わけ)がある

 図書館で借りた。心因性のめまいがするので……。と思って借りた。理由がよく分かんないめまいは心因性ですって言うことになってるって不文律があるんだねぇ。内容が結構スピリチュアル寄りで、機械の電源切ってアーシングしろって書いてあってウケた。いや確かに、SNSとかインターネットをずーっとしてるのはよくないとは思うけどね。ちなみに、このあと、めまいはだいぶ良くなりました。

243. スマホ脳

 これ書いた気がしてた。呪術廻戦の前に読んでる、たぶん。今とっても売れてる新書。「スマホ脳」とキャッチーなタイトルがついてるけど、実際のところはもっと自律神経を整えるために栄養・運動・休息が大事だよん みたいな内容が軽いタッチで書かれている。気になっているけどタイトルで忌避しているという人は一読してみてもいいかも、普通に面白いので。うつ病が感染症の予防になっていた?説が興味深かった。これを読んでから、寝るときにスマホを充電する部屋を分けてる。

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