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(21) 通勤時間が爆長くなったので毎日本を一冊ずつ読むことにした

 通勤時間を利用した読書の記録です。この生活が始まってちょうど5ヶ月、110冊くらい読んでいれば良いというテンポなのでまずまずといったところか。最近、朝は読書→寝る、夜はグノーシア(コンピューターと対戦するSF人狼ゲーム)で忙しい。あと仕事が普通にクソ💞 次に異動があったら絶対にこんなに通勤時間が長いところにならないように希望を出すつもり💞

108. トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?

 これはいい本だった。原本のタイトルは「Born a Crime: Stories from a South African Childhood」なのだが日本語訳されるとなんかちょっとおふざけになるのは何故なんだ。Mr.ビーンみたいな(観たことはない)。アパルトヘイト時代、白人と黒人の性行が禁じられていたときにその二人の間に生まれた子どもだから、「Born a Crime」なのだ。「背徳法(欧州人と現地人のあいだにおける性行為およびその他の関連行為を禁止する法律。)」の引用から始まる。ガツンときた。歴史的・社会的背景の解説を挟みながら話が続くので読みやすく面白かった。夏休みの読書感想文の題材に良さそう。しかし猫派の方々は注意である。わたしは薄目で読んだ箇所があった。あと家庭内暴力でトラウマがある人も注意である。最後のほうキツすぎて堪らなくなったよ……。
 それにしても、成功者たる人は自己責任論をきっちり内面化しているというか、環境のせいにしないというところは本当にあるよなあ。強くならなければいけなかったということもあろうが、それにしても。自己責任論の内面化はさておき、こういう人がTVショーに出てくる文化があるのが羨ましい…… というか、単純にすごいなぁと思う。読めてよかった。

109. SHOE DOG(シュードッグ)

 図書館で借りた。「美女の柔らかな腰つき」って言葉が出てきた時点で読むのをやめた。こういう「男の話」をありがたがって読むの、もうやめないか? 百歩譲って著者は1938年生まれだということを差し引いたとしても、今のビジネスマン(笑)がありがたがって読むのおかしいだろ。ホモソーシャルが過ぎる。ちなみにこの本は弊社のお偉いさんもオススメしており、マジでカスだなと思った。少年漫画をラノベにするといい本認定される現象。あと戦後の日本アゲな状況がふんだんに描かれているので、それで日本のビジネスマン(笑)にヒットしたのだろうな。オナニー野郎どもめ……。ちなみに同じようなジャンルの本に『破天荒フェニックス』がありますが、あれは普通に面白いです! 破天荒フェニックスは眼鏡屋(オンデーズ)の話。


110. ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論

 めちゃめちゃ話題になっていた本。本屋で見つけてちょっと開いたら面白すぎて即買い。読み進めていくうちに、自分の仕事は別にブルシット・ジョブではないな……!? と思うようになってきて、あんまり集中できなくなった。転職考えている人とかは読んでもいいかもしれない。自分の仕事のどこがクソなのか分かるから。冒頭のブルシット・ジョブの主要5類型の説明部分だけでも面白い!

111. ヤマケイ文庫 ドキュメント 道迷い遭難

 仕事でクソなことがあった時に読んだ。仕事で命の危険を感じることはほとんどないので、仕事がクソだったときに極端に命の危険を感じるものを読むと安心する。文章が平易で読みやすい。山で雪がすごいときに沢に降りてはいけない・やばいと思ったらすぐに引き返さないと引き返せなくなるという知見を得た。山登る予定ないけど……。

112−113. 生きやすい(1),(2)

 WEB連載時に数話読んだことある漫画を購入。生きにくい系の人のエッセイ漫画。とにかくわんわん(小次郎くん)が超可愛い……!! 個人的にはそれだけでも読む価値あると思う。こんなに可愛い家族がいるなら人と接することなんてできないよぉ〜、わたしもそう(かわいいネコが家にいることで断った約束がいくつもある)。絵も安定して綺麗で好き。

114. 思い出すと心がざわつく こわれた関係のなおし方

 Prime readingより。『鈍感な世界に生きる 敏感な人たち』の著者の本。とりあえず仮想的に母をイメージして読み進めていったのだが、自分が相手と関わる準備がどれくらいできているか自己診断するテストで、「相手にかかわろうという意欲は、あまり高くありません。あるいは、相手に対して不安があるのでしょう。したがって、よほどの運か、相手の側の思いやりがないかぎり、関係が修復されることはないでしょう。」と出てきて、まあそうだよね(笑)と思った。でもそこまで行かなくても、ちょっとくすぶった関係の人とか、なんとなく会いたくないな〜と思うようになった人との関係を考え直すのとかに使えてとてもいい本だと思った。

115. しみけん式「超」SEXメソッド 本物とはつねにシンプルである

 ヘテロセックスの指南本。これを帰りの電車で読むのは間違っていた(笑) 内容は『SHIMIKEN's BEST SEX』と同じ感じだった。個人的には峰なゆかさんの表紙が可愛いのでBEST SEXの方が好きかも。

 内容は、まあ、ヘテロセックスするなら読んでおいてもいいんじゃないか?みたいな感じかな。セックスが下手くそな男たちに配りまくりたい。ただロールスロイスは個人的には、そんなに……。腹が冷える。

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