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高知で出会った食前に飲みたいドリンク

高知出身の友人がソムリエだからなのか、酒豪がたくさんいるイメージがある土佐の国。
昨年の夏の終わりごろ、高知旅行に出かける際、ガイドブックやSNSで、ひろめ市場で隣の人と酒を交わすシーンを見かけて、「お酒を飲まない私が訪れていいのだろうか…。」と勝手に震えていた。

旅行の目的は、旬のかつおの藁焼きと日曜市で冷やしあめ、あと四万十川。
車をレンタルして東から西へ横断の旅。
市場やお店をみつけては、食べ物を買っていたので、「高知はフルーツも、練り物も、海産物も高知産の食材がたくさんあって、美味しすぎやしないか!」と、旅の初期で気づいてしまった。
フルーツは柚子や文旦など柑橘系が豊富で、「仏手柑」という高知でもその時期にしか採れない柑橘がとても美味しかった。
高知の自給率(生産ベース)調べてみたら170%。素敵。

そして、お茶の国でもあったんです。知ってました?お酒だけじゃなかった!
それを証明するかのように、道の駅にお茶のがどーーんと売られていました。

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ワイルド。しかも、いろんな種類の葉が販売されいているのに、「番茶」としか書いていないコーナーも結構あった。高知、懐が広くて大好きに。

道の駅を発見する度に寄っていたのですが、結構な確率でこの袋詰めの茶葉が置いてありました。後日、お茶屋さんに勤める友人に聞いたところ、碁石茶やブクブク茶といった発酵系が飲まれるなど、四国は独自のお茶文化があるそうです。

そんな道の駅で見つけて、旅行中飲んでいたのがこちら

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「とまとぶんたん」(お茶の話しておいてすみません。)

この頃ブログやるとは思ってなくて、感動のあまり撮影した、背景とかまったく考えてない映えない写真で悔やまれる。
肝心の味は、文旦の酸味の中にあるほろ苦さと、トマトの甘味が絶妙にマッチしてさっぱりしてて美味しい。ちょっとしたレストランで、ちょっとした小さなグラスに食前酒ならぬ食前ドリンクとして出されたらいいなーなんて妄想してしまうほど。
原材料は文旦とトマトと甜菜糖のみ。砂糖は使っていますが、喉に甘さが残る感じはなくさらっと飲めてしまいます。

サイトを調べてみると、高知アイスというメーカーさんが作られていて、糖度8度以上のフルーツトマトを使用しているんだとか!
トマトジュース独特な青臭さはないので、トマトが苦手な人も飲みやすいドリンクだと思います。ちょっと工夫すればサラダのドレッシングにもなりそう。

あぁ。飲みたくなってきた。自分では作れないので、お取り寄せしたいなとECサイトを眺めつつ。。自粛生活が続いているのでカップだとすぐに飲み切ってしまいそう&ゴミが増えてしまいそう。と悶々としています。
道の駅のお茶の葉のようにパック詰め販売されないかな、、。
ワイルドすぎますかね?






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