47都道府県男女平等度ランキング最新版

はじめに

　上智大学の47都道府県版ジェンダーギャップ指数(男女平等度)にて発表されている政治分野・行政分野・教育分野・経済分野の合計数値を4で割り小数第四位を四捨五入した数値で総合順位付けを行いました。最新の2024年版、2023年版、2022年版の3年分を作成しております。
※()内が実際のジェンダーギャップ指数・指数が1.0に近づくほど男女平等となります。

[注記]この記事は参考文献・参考サイト・先行研究をもとに作成し事実に基づいて書いております。その為、私の記事の内容に対し悪意有る内容切り取りをし書き込んでいるものについては通報させていただきます。あらかじめご了承下さい。

Ⅰ.2024年版ジェンダーギャップ指数ランキング

順位.(総合指数) /政治/教育/経済
1.東京(0.442) 0.352/0.291/0.674/0.449
2.鳥取(0.421) 0.182/0.439/0.608/0.452
3.徳島(0.412) 0.166/0.357/0.675/0.448
4.神奈川(0.4) 0.257/0.259/0.667/0.418
5.京都(0.398) 0.23/0.297/0.63/0.434
6.福岡(0.397) 0.187/0.343/0.625/0.432
7.岡山(0.396) 0.211/0.312/0.642/0.42
8.高知(0.391) 0.158/0.303/0.654/0.45
8.山形(0.391) 0.244/0.294/0.6/0.424
10.広島(0.390) 0.188/0.275/0.68/0.416
11.沖縄(0.389) 0.17/0.299/0.641/0.447
11.福井(0.389) 0.182/0.372/0.583/0.417
13.島根(0.387)0.159/0.356/0.601/0.43
13.石川(0.387) 0.147/0.307/0.665/0.43
13.富山(0.387)0.146/0.308/0.669/0.425
16.栃木(0.385) 0.238/0.271/0.611/0.419
17.滋賀(0.384) 0.206/0.335/0.58/0.414
18.大阪(0.383) 0.248/0.257/0.594/0.432
19.三重(0.381) 0.226/0.297/0.597/0.405
20.兵庫(0.38) 0.207/0.272/0.623/0.418
21.岐阜(0.379) 0.172/0.298/0.625/0.419
22.香川(0.378)0.194/0.296/0.606/0.416
23. 愛知(0.376)0.185/0.284/0.616/0.42
23.長野(0.376)0.191/0.275/0.615/0.423
25.岩手(0.375)0.169/0.284/0.615/0.43
26.茨城(0.373) 0.195/0.262/0.614/0.422
26.宮城(0.373)0.214/0.251/0.604/0.424
28.埼玉(0.371)0.236/0.289/0.542/0.417
29. 山口(0.368)0.191/0.255/0.6/0.425
29. 佐賀(0.368)0.144/0.305/0.592/0.431
31. 千葉(0.366)0.252/0.233/0.562/0.415
32.熊本(0.365)0.162/0.252/0.614/0.431
32.奈良(0.365)0.156/0.264/0.615/0.424
34.新潟(0.364)0.219/0.259/0.549/0.429
35. 静岡(0.361) 0.2/0.26/0.567/0.415
35. 愛媛(0.361) 0.169/0.244/0.611/0.42
37.和歌山(0.357)0.163/0.241/0.603/0.422
38.群馬(0.355)0.169/0.261/0.573/0.417
39.大分(0.354)0.179/0.269/0.533/0.433
39.青森(0.354)0.153/0.242/0.596/0.426
41.秋田(0.353)0.168/0.261/0.566/0.418
42.長崎(0.351)0.158/0.259/0.573/0.413
43.福島(0.347)0.148/0.271/0.543/0.424
44.鹿児島(0.343) 0.16/0.237/0.547/0.429
45.宮崎(0.342) 0.139/0.236/0.561/0.431
46.北海道(0.338) 0.218/0.211/0.519/0.403
47.山梨(0.335) 0.138/0.218/0.543/0.439

Ⅱ.2023年版ランキング

順位.(総合指数)
1.東京(0.401)
2.鳥取(0.397)
3.徳島(0.378)
4.高知(0.368)
5.神奈川(0.367)
6.京都(0.362)
7.岡山(0.354)
8.滋賀(0.353)
8.三重(0.353)
8.福岡(0.353)
11.沖縄(0.352)
12.大阪(0.348)
13.広島(0.347)
13.山形(0.347)
15.栃木(0.346)
16.兵庫(0.345)
17.石川(0.341)
18.岐阜(0.340)
19.福井(0.339)
20.茨城(0.338)
20.岩手(0.338)
22.香川(0.334)
22.富山(0.334)
24.宮城(0.333)
25.島根(0.331)
26. 千葉(0.330)
26. 愛知(0.330)
28.新潟(0.330)
29.埼玉(0.328)
30.奈良(0.326)
31.和歌山(0.325)
31. 愛媛(0.325)
31.佐賀(0.325)
31.山口(0.324)
35.秋田(0.323)
36.熊本(0.323)
37.長野(0.322)
38.青森(0.318)
38. 静岡(0.318)
40.長崎(0.314)
41.群馬(0.312)
42.大分(0.310)
43.福島(0.307)
44.宮崎(0.304)
45.鹿児島(0.300)
46.山梨(0.298)
47.北海道(0.297)

Ⅲ.2022年版ランキング

順位.(総合指数)
1.東京(0.339)
2.神奈川(0.326)
2.鳥取(0.326)
4.徳島(0.312)
5.京都(0.310)
6.滋賀(0.307)
7.広島(0.305)
7.高知(0.305)
9.岡山(0.303)
10.栃木(0.299)
11.福岡(0.298)
11.岐阜(0.295)
13.大阪(0.293)
13.兵庫(0.293)
13.沖縄(0.293)
16.山形(0.292)
17.石川(0.290)
18.三重(0.289)
19.香川(0.287)
20.福井(0.285)
21.宮城(0.283)
22.富山(0.282)
22.茨城(0.282)
24.新潟(0.281)
25.長野(0.280)
26.島根(0.277)
26.埼玉(0.277)
28.岩手(0.276)
29.千葉(0.275)
30.和歌山(0.274)
30.愛知(0.274)
32.静岡(0.272)
32.佐賀(0.272)
34.山口(0.270)
35.奈良(0.269)
36.愛媛(0.265)
36.青森(0.265)
38.秋田(0.258)
39.熊本(0.257)
40.群馬(0.256)
40.大分(0.256)
42.長崎(0.255)
43.宮崎(0.251)
43.福島(0.251)
45.山梨(0.249)
46.北海道(0.248)
47.鹿児島(0.239)

Ⅳ.おわりに

　東京は3年連続1位となりました。日本の中で最も大きい大都市として発展し続けており、男女格差大国な日本の中では最も女性が学びやすい&働きやすい環境であることに間違いなさそうです。とは言え、他国と比べるとジェンダー平等において日本は遅れをとっておりますので油断はできません。東京もまだまだ改善の余地があります。

　47都道府県の中で例年最低レベルを記録したのは北海道・山梨・鹿児島でした。特に北海道においては教育分野(大学進学率の男女格差など)・行政分野において3年連続最下位を記録し、経済分野(賃金格差など)においては2022年・2024年で最下位となっており、改善が進んでおりません。

　北海道で生きづらさを感じている少女・女性は北海道を出る事を検討してみるのも良いかもしれませんね。

　最後までお読みいただきありがとうございました。ではまたお会いしましょう。

参考文献・参考サイト

三浦まり(上智大学法学部教授),2024,「都道府県別ジェンダーギャップ指数」,(2024年 3月17日取得 , https://digital.kyodonews.jp/gender2024/ )

都道府県データランキング,2024,「ジェンダーギャップ指数」(2024年3月20日取得, https://uub.jp/pdr/47/_p_pdr.cgi?D=s&H=gg&T=4&P=1 )

NHK, 2024,「あなたの地域の男女格差は？ “ジェンダーギャップ”公表」(2024年3月9日取得,https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240308/k10014383061000.html#anchor-11 )