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VUCAな時代

「VUCA」という言葉をご存知でしょうか。
Volatility(変動)
Uncertainty(不確実)
Complexity(複雑)
Ambiguity(曖昧)

の頭文字で、2010年ごろから激変している世界、時代を表す言葉として使われています。

予測不能な時代。
という意味で使われるのです。

最近は、
コロナウイルスがビジネスに与えている影響、
そして、
ウィズコロナの対策が重視されますが、
ビジネスで対応すべきなのは、コロナのことだけではありません。
(コロナ対策をしなくて良いという意味ではありません)

「10年に一度」と言われるような災害が
毎年のように発生してしまっている日本では、
水害、地震、その他の災害への対策も必要になってくるでしょうし、
大きく変化する人口構造の変化、新しいサービスイノベーションへの対応も求められるでしょう。

2010年以降の世界は激変している。
VUCAなのです。

イギリスのEU離脱、中国の台頭、新しいイデオロギーの登場、宗教観の変化と争い、国内電機メーカーの苦戦、IT・AI技術の進歩、5Gの登場、大規模自然災害の発生、サービスイノベーションの加速、人口構造の変化(労働者人口の減少)、などなど。

挙げればきりがありません。

激変している環境に対して、あなたの会社は対応できる用意ができていますか。

特に中小企業は、
大企業と比べ経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報・時間・知的財産など)のフレームを変えていく必要があります。

特に、モノやカネについて、中小企業は劣る場合が多いと思われます。
すなわち、社会に対して価値ある活動を差別的に継続して行うためには、
可能性が無限であるヒトの成長に投資することは賢い選択でしょう。

また、VUCAの時代を乗り切るためには、カリスマ型の経営のみで乗り切ることはリスクがあります。
経営者の考えを理解しつつも、自立・自律できる人材、を育てることが急務です。

VUCAの時代を生き抜く力。
これは個人にも求められること、当てはまることです。

社会のためにどのような貢献をしていくチームであるか、を決めるコンセンサスをとり、
未来のためのビジョンを描くことが今の時代には必要だと考えます。

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