見出し画像

『きみトリ』ご感想 ~20代が読んでも、やっぱりよかった

『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』著者の舟之川聖子です。

昨夏のクラウドファンディングでサポートしてくださった方より、『きみトリ』の感想をいただきましたので、ご紹介します。

10代向けの本を20代が読んでも、やっぱりよかった。
クラファンでサポートしてみた本、
『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』。

--(Amazonより)---
大人と子どものはざまの時期を生きる10代の人たちが、失敗しながらでも、かけがえのない人生をつくっていってほしい。
あなたの人生を、あなたの社会を、あなたが選択してつくっていってほしい、という願いを込めて。
そして、共に社会をつくる仲間としての歓迎の気持ちをいっぱい詰めた本です。
---

もし10代の私がこの本を読んだらきっと
選択できるとかウソやん!って言いそう、と思いました。
というのは決して批判ではなくて、この本で初めて、自分とスマホの中の出来事は地続きにあるとか、学校やテストと全く違うモノサシで人生は続いていくとか、気づくはずだから。

そして20代の私は何を思ったかというと、
単純ですが、もっとメッセージを発信していこう!
興味があったり、大切だったり、許せなかったりすることを発信していこう。
それで誰かと協力しあえることがあれば嬉しいし、なんだかんだで新しい見方が得られるかもしれない。
そんなわけでまず実践としてこの本をシェアします。

身近に10代の方がいる方や、10代を身近に感じる方はぜひ。

「"10代の人向け"とすることは決して排他的なメッセージではなく、むしろ他の世代の人も読みやすくなることにつながるのでは、いや、そうあってほしい」という願いを込めての『きみトリ』の発刊でしたが、20代のアイデンティティを持つ方が、これほど真正面から受けて止めてくださって、ほんとうにありがたく思っています。

「選択できるとかウソやん!」という言葉には、一瞬どきんとしました。
10代の人の中では、「選べない」と感じながら生きている人もたくさんいるはずだと思ったから。でもわたしたちは、この本を通して、「あなたと社会、あなたのいる場所と書き手のわたしたちのいる場所は、間違いなくつながっているし、変化は起こり得る」と、なんとか伝えたかったのです。

この本を読んだ別の誰かから、廻り回って吹いてきた春風に、小さな変化を感じてもらえるようなことが起きたら、とも願っています。そのときに、わたしよりもずっと10代の人に近い20代の人が、自分の喜びや衝動や願いから発信してくれたら、然るべき人に届いていきそうだ、という期待を抱いています。

また、この方が書いてくださっているように、『きみトリ』に刺激を受けて、発信し表現することが、新しい人や世界との出会いにつながっていったとしたら、こんなにうれしいことはありません。「わたし」からはじまる社会って、こういうことなのではないかと思うのです。

『きみトリ』の可能性を広げてくださって、ありがとうございます。


丸アイコン

ご感想をお寄せください
Email:kimitori2020★gmail.com(★→@)
SNSで #きみトリ 投稿もウェルカム!

hp: https://kimitori.mystrikingly.com
twitter: https://twitter.com/kimitori2020
facebook: https://www.facebook.com/manabinosharekai
note: https://note.com/manabi_share/


全国書店でも取扱中。棚にない場合は注文できます。

この記事が参加している募集

読書感想文

共感 & 応援のサポートとてもうれしいです。活動に使わせていただきます。