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10分の最終チェックは10時間のロス発生を防ぐ

最終チェックを怠るな

納期が間に合わないからと最終チェック10分を惜しんだために多大な損害をこうむることになることがある。

「10分の最終確認は10時間の仕事のロスを無くす」と教わった。
教わったが、納期が間に合わなくなるからと急いで、間違いはないと思い込み、最終チェックをせずに納品したばかりにできた製品が全部作り直しとか、無駄になったり余計な修正時間が取られたりとか、10分の最終チェックを惜しんだために失敗することがある。

思い込みは禁物

自分は間違いを起こさない、とか間違っていない、と思う気持ちは分かる。
思い込んでいると間違いに気づかないものだ。
自分でチェックするより、第三者がチェックすることが望ましい。
出版社の文字校正などは2,3人でチェックが当たり前。
最終チェックは企業の損失を未然に防ぐための重要な業務なのだ。
これを怠ると大変なしっぺ返し、信頼喪失が待っている。

納期厳守と品質厳守

間に合わないからと急ぐ気持ちも分かるが、納期を伸ばすことと失敗しないこと、どちらが大切かというと失敗しないこと
もちろん、納期を守ることも信頼を築くには重要なファクターだが、品質を低下させるようなミスに繋がる最終チェックを怠ると致命的になると心がけよう。

納期が遅れても品質が良いほうが会社は生き残れる

品質を守って納期が遅れた会社と、納期を守ったが製品の品質が悪かった会社では、次に仕事が依頼されるのは品質を守った会社がほとんどだ。
品質が悪いと使い物にならないからだ。
納期遅れはビジネスとしてはあってはならない事だが、品質を守るために納期が遅れたという理由なら多目に見てもらえる場合がある。
品質が良いと企業イメージを守れ、製品(サービス)への信頼感が醸成されていく。

品質の悪さを短い納期を理由にしてはならない

無理な納品スケジュールであれば、最初に品質を守れないとお断りすることも勇気だろう。それでも納期優先の場合は、品質はできる限りということで納期後のフォローとかで対応できる方法など提案すべきである。

信頼はやはり品質で築かれていく

品質を軽視する企業は淘汰されていく

信頼は一度失うと築くのが大変だ。毎日積み上げた信頼を失わないように気を緩めず、誠実に仕事を熟していく良い品質のモノやサービスを提供していく姿勢が大切です。

興味を持てれば面倒くさいこと辛いことも楽しさに変わる。何歳になっても好奇心を忘れず、何にでも興味を持つと楽しくなります。 どんどん好奇心を広げて楽しい人生を。