見出し画像

仕事ができる人の思考法「ロジカルシンキング」


聞き手のほとんどは頭を使わずに話を聞いています。5分前の話を覚えていないのがほとんどで、「〜ながら」で観たり聞いたりしています。例えば、覚えないといけないマインドで授業を見るのとただYouTubeを見るのではマインドが違います。
なんとなく見てるから「今なんの話だっけ?」という状態になってしまいます。

ということで今回は「仕事ができる人の思考法ロジカルシンキング」
というテーマでお話ししていきます。


これを知るとあなたは
論理的思考が身につき、筋道が繋がった話しができるようになります。プレゼンやミーティングの前に使用することで効率的な成果を出します。また、相手が上手な話ができていなくてもこちら側からコントロールしてあげることができるようになります。

結論それは「話が整理されていること」です。


上司「どこの話をしているかわからないよおまえ」
僕 「すいません…」

3ヶ月前まで僕が上司に言われた言葉です。多分こんなことを言われたことがあるのは僕だけではないでしょう。そんな僕を変えてくれた知識を最近学んだので共有します。


▼目次
①ロジカルシンキングとは?
②ロジカルシンキング2つのフレームワーク
③ロジックツリーとは?
④ピラミッドストラクチャーとは?
⑤まとめ


①ロジカルシンキングとは?

ロジカルシンキングとは話が整理できる思考法です。モノを片付ける時も整理整頓されていれば思い出します。バラバラにあると何がどこにあるのか覚えてないです。話をする時も一緒です。話が整理されていないことで話が理解できずストレスに繋がります。例えば、あなたが一生懸命準備して汗かきながらプレゼンしても聞いてる人は昼飯のことを考えています。YouTubeやインスタLiveであれば離脱に繋がりますし、SNSの発信であればノイズになります。なので、まずはロジカルシンキングを使って話を整理していきましょう。


②ロジカルシンキング2つのフレームワーク

ロジックツリー
・根拠が明確になるフレームワーク
・WHY思考を身につけることでメリット

ピラミッドストラクチャー
・話の順序や構成が整理される
・優秀なプレゼンターが使うフレームワーク

・改善思考やPTT(パワポ)の資料作成にも使える

※フレームワークとは、考えるべきポイントをパターンとして落とし込み、誰でもできるようにしたものです。数学で例えるなら方程式です。


③ロジックツリーとは?

スクリーンショット 2021-07-05 4.45.43

ロジックツリーは論理的思考を身につけるためのフレームワークです。論理的思考とは批判的思考ともいいます。「なんで?なんで?なんで?」とWHYを問いかけることによって成功の要因と失敗の要因を見つけます。
成功の要因とは成功の根拠がわかることです。

例えば…「なんでこのお店繁盛しているんだろう?」
なぜなら…Instagramの使い方が上手いんだ!とか
つまり、セールススキルが高いんだ!など
WHY思考があれば成功の要因がわかるようになります。わかれば真似していくことで色んなスキルや知識が身についていきます。

ロジックツリーの使い方として、まずWHYツリーとHOWツリーの2つに分かれます。WHYツリーは「なぜ?」を問いかけることで根拠や理由、証拠を割り出すことです。HOWツリーはWHYツリーで割り出した原因をテーマに当てはめます。当てはめたテーマをどのように改善をしていくのか割り出します。割り出すことでアクション(行動)が見つかります。最後にCREC法で文章を当てはめていきます。

Conclusion 「結論」
Reason     「根拠」
Example      「事例」
Conclusion 「結論」

CREC法とは結論→根拠→事例→結論の順序で文章を作ると相手に伝わりやすい文章構成ができるフレームワークです。どのように使うかというと、まずはあなたの伝えたいメッセージの結論を決めてください。次にその結論の根拠を3つ挙げてみましょう。そしたら相手が理解しやすいように事例を述べてください。最後に「だから~です。」というふうにもう一度結論を述べましょう。

スクリーンショット 2021-07-05 4.44.00

結論がWHYツリーのテーマのところに入っていきます。WHY(なぜ)を追求していくことで根拠や理由、証拠が見つかるようになります。ノウハウの話をするときのアクションが大事なので相手に何をしてもらいたいか、何をすれば相手の問題が解決するのかが重要なのでそこでHOWツリーを使っていきます。

実際に今回の内容をCREC法にまとめてみると…

「結論」
僕は本を読むのではなく聴いた方がいいと思います。

「理由」
なぜなら、本を読むと両手が塞がって他の作業ができないからです。

「事例」
例えば、あなたが電車で本を読んでいた場合他にできることはありません。
本を聴くって方法であれば、AmazonオーディオンとかAudibleで1.5倍速でも十分聴けて、しかも手が空きます。本を聴くことによって時間の節約にもなります。

「結論」
なので、僕は本を読むのではなく聴いた方がいいと思います。


④ピラミッドストラクチャーとは?

スクリーンショット 2021-07-05 4.50.36

ピラミッドストラクチャーとは筋道が繋がった話をするためのフレームワークです。話の筋道が通っていると聞き手がストレスを抱えません。例えば「A」の話をしているはずなのに急に「B」の話に飛んでしまう人がいます。これは情報が飛んでしまっています。話の筋道が通っていないから、何の話をしているのかわからなくなり、話の内容がごちゃごちゃになってしまいます。話が繋がっていくことが大事になるのでピラミッドストラクチャーを使いましょう!

-使い方-
①結論やテーマを一番上に置く
②その根拠となるもの3つを2段目に置く
③最後に根拠に対する説明や事例・行動をいれていきます。
話を組み立てていくことによって整理された話ができるようになります。 


⑤まとめ

整理された話をするときに使用するフレームワークはロジックツリーとピラミッドストラクチャーです。ロジックツリーは論理的思考を身につけるための型。ピラミッドストラクチャーは話の筋道が繋がったトークをするための型です。ロジカルシンキングはコミュニケーションだけではなくビジネスにも応用可能なフレームワークです。プレゼンやミーティングの前に使用することで効率的な成果を出します。

最初から時間がかからず話が整理されている人はいません。みんな最初は時間がかかっています。あなたがすごいと思ってる人は「慣れた後」の姿を見ているだけです。慣れていない頃のを見ていないから、すごいと思うだけで、時間がかかる時期はみんなあります。それを乗り越えてきているので、まずは時間がかかってもいいのでやりましょう!


最後まで見ていただきありがとうございます。
​学んだことの74%は1日で忘れてしまいます。
いざ「このスキルを使いたい!」となった時に​​使えない経験ありませんか?​
​すぐに引き出せるように保存をしておきましょう!​

それではまた!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?