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世界はもっと広いのだけれど。

今日は、読んでて「そうそう!」と思わずうなずきまくってしまったこんな投稿から話題を拝借して。

まわりと同じでなくてもよいこと、学校や家庭以外の世界があること、大人の言うことがすべて正しいわけじゃないこと、もっと自分の気持ちをストレートに伝えてもよいこと、じつは選択肢はたくさんあること。
「生まれる場所や環境は選べないけれど、大人になれば住む場所も、出会う人も一緒に過ごす人も、すべてを自分で選ぶことができること。もし、今いる状況にモヤモヤしていても、それはこれから変えることができるから大丈夫だよ」

そう、本当にそうなんですよね。
学校の中にいると、あたかも今見えている世界がすべてに見えてしまって、
そこに希望がなければ、まるで将来にわたって絶望しかないようにも見えてしまう。
でももちろん、そんなことはないですよね。
学生のときに見えてる世界なんてほんの一部分で、世の中は想像している以上に、もっともっと遥かに広い。

でも一方で、いざ自分が学生だったとき、
そのことに自分自身の力だけで気づけたかというと、たぶん難しかっただろうなあと思います。
学校以外の世界があるなんて、想像することすらできなかったし、
もしいきなりそんなことを言われたとしても、イマイチ実感が湧かなかったかもしれない。

世界には、いろんな人がいて、いろんな場所がある、
今いる場所が自分に合わなくても、自分が自分らしく輝ける場所は他にもあるかもしれない。
そう伝えてくれる人がいることもそうですが、
そしてそれこそ年に1回の進路講話のときだけではなく、日々そう知れる、実感を持って「感じられる」機会があること。
そんな場や機会をつくるのが、大人の役割だし、
一人の大人として、そしてキャリアコンサルタントの端くれとして、
自分もそんな大人でありたいなあと思います。

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