ウブスナガミさまに守られている

ウブスナ神ってなに？
私もつい最近になって知ったので、ここで知る限りをシェアしたいと思います。

コンビニより神社の数の方が多い日本は不思議な国だと感じます。
無信仰であっても、ふと訪れると気持ちが清められる。この国を清浄に保ってくれているような気さえします。

産土神社はその人の産まれた土地を管轄する神様なのですが、
母親が身ごもっていた時の住所地とする説、
母親が産んだ産院の住所地とする説、
私がしっくりきたのは、後者の母親が産み落とした土地の産土さんかなと感じています。

母子手帳かへその緒の箱の裏に、出生身長や体重、生まれ時間、生まれた場所が記されています。
占い師からすると、ホロスコープや四柱推命の命式を作る上で大切なものなので、親が高齢で失くしてしまったとか、もう亡くなっていて分からない、なんて事もよくあるので、ご自分の手元に置くことを強くお勧めします。

まず産院をググるとすぐ出てくるので、今はインターネットがあるので簡単で、便利ですね。（自宅出産ならその住所で大丈夫です。）
ごく稀に産院が代替わりして場所を移している事もあるので、その辺も病院のホームページで沿革などを見て確認してみてください。
（私の場合も、～病院だったのが、～クリニックに変わっていたので、心配で調べてみたら住所は変わっていませんでした。）
そして、その生まれた場所から近くで比較的古い神社を探します。
その神社さんのウィキペディアやホームページにご由緒を確認すると、だいたいどの辺りの住所の産土神だと記されていたりもします。
いくつかある場合は、直接神社の社務所に電話してみるのも良いでしょう。
ご祭神をみるのが大事なんですが、私は稲荷さん系でした。
天神さん、八幡さん、春日さん、様々な系統がありますが、商売繁盛や厄除けのために個人が新しく建てた神社などは違うので。
私が思うのは、手水舎（ちょうずや）が機能しているかどうかも大事だと思います。昔からその場所に水が湧き出していたとしたら、その場所にはなんらかのエネルギーがあると感じられるからです。

なぜ産み落とされた場所がしっくりくるかというと、自分も含め何人かの人を調べた事があったのです。
家族だからといって同じ産土とは限らないという事も実感しました。私は兄弟それぞれ別の病院で生まれていて、それぞれ辿る事で納得した部分が多かったのです。

私たちが産み落とされた瞬間、その土地の神様が守ってくださると言われるのですが、そんな話を私もすぐ信じる方ではないので、まずは自分の事から調べてみたのです。
現在住んでいる場所も、もとはと言えばお稲荷さんの導きだったし、実家があった場所にも小さいながらゆかりあるお稲荷さんがありました。
その近くのレストランが美味しくてよくランチした覚えがあります。考えるとその土地のエネルギーを受け取っていたようにも思えます。

調べてみると産院の産土も大昔の伝説も残されている由緒あるお稲荷さんでした。そこの伝説も今住んでいる地名と繋がりを持っていて不思議で。
私自身いま住んでいる場所にこれほど長く住むと思っていなくて、守られ導かれているかのように思えたのです。
産土神様ネットワークでつながっているなんてあるわけないと思っていましたが、私が通った学校、職場、行った事のある旅先、これが不思議とお稲荷さん繋がりで。
お稲荷さんなんて山ほどあるしと何度も否定しながら、偶然！と思っていたけど、、
過去お別れした何人かの異性と、一緒に過ごした場所がその産院のある近くでした。その頃私は自分の生まれた病院なんて知らなかったのです。
学生から付き合ってた彼の職場の近くでいつもデートしていたし、短期間だけお付き合いした違う彼がその近くに住んでいたり、若い頃から何気なくその駅で降りて買い物や食事をしていた。何故かその場所へ足が向いていたのは不思議です。今思えば自宅の沿線で一番降りた駅かもしれない。
私は特に、実家の土地が好きではないのでめったに行かなくて、母が身ごもった土地へも全く足が向かないのです。だから身ごもった土地は違うような気がしています。

また別の人をみさせてもらった時、その方は天神さん系で、天神と名の付く場所で商売をしたり、縁もゆかりもない土地に引っ越したら近くに天神川が流れている。
生まれた産院の産土の通りにに天神の産土神社のある住所に引っ越されていました。
たまたま稲荷は多いからという私の思いもどこかへやら、その方の天神つながりには驚いたものです。先祖は天児屋命だという事も後から知って、天神さま一択だったんだ！と更に驚きました。

不思議と親近感や安心感をおぼえる神社は、貴方の産土ネットワークと繋がっているのかもしれません。
氏神様も大事ですが、産土さんにお礼参りするのも良いのではと思います。
私もまだ行けてはいないので、いつかレポートしますね。お楽しみに♪