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#日本の休日【休日シリーズⅧ】

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素敵な「国内の旅先」の情報をお届けしていきます。
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2020年12月の記事一覧

京都の休日 #13 〜【まとめ】四季を味うために「京でしたい10のこと」〜

久々に訪れた晩秋の京都は とても素敵でした。 京の街の虜になっている今、 こちらの記事ではその魅力を お伝えできたらと思っています。 東京よりも四季を豊かに味わえる 場所に感じられたので、その観点から...! 今回の旅で、一旅行者として気づいた 季節を堪能するために 「京でしたい10のこと」は 次のとおりです。 1.清らかな朝の神社でお参りを 2.日本の”美”にふれる 3.お着物で庭園を散歩する 4.世界遺産で景色を愛でる 5.日本茶を飲み比べる 6.渡月橋で”京”を

京都の休日 #12 〜【ホテル】新旧ふたつのお宿にお世話になりました〜

今回の、四泊五日の京都の旅では 2つのホテルにお世話になりました。 ホテル選びの基準にいつもしているのは 「立地」です。 訪れたいスポットの近くに 滞在するといつでもそこへ足を運べるので 朝夕両方の景色を 堪能できることがいいなと感じています。 (写真は清水寺です。) 観光名所の宝庫の京都。 この旅では、清水寺の辺りと 京都御所や平安神宮の辺りの両方を 巡りたいこともあって 思いきって途中でホテルを 変えることにしました。 まず、初めに宿泊したのが ザ・ホテル青龍

京都の休日 #11 〜【おみやげ】京の”旬”はとまらない美味しさでした〜

旅の最後の日には おみやげを買いに あるお店に向かいました。 鴨川にかかる 二条大橋のほど近く。 路地に小さく佇むのが 「加藤順漬物店」です。 京都に住む方からのおすすめで 伺うことに。 店内に入ると色とりどりの お漬物が並んでいました。 お野菜の自然な色合いがとっても綺麗! そして、秋冬の”旬”は こちらの真っ白な千枚漬け。 保存料を使っておらず、 日々発酵を続けていく過程を 愉しめるのだとか。 (こうして盛り付けるとお洒落ですよね。) 一週間かけてお味の

京都の休日 #10 〜あの絶世の美女がラブレターの”想い”を供養した平安のお寺へ〜

世界三大美女のひとりとされている 歌人・小野小町。 彼女が晩年を過ごしたと伝えられている 随心院(ずいしんいん)を訪れました。 寺院の入り口には こちらの歌が。 「花の色はうつりにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに」 長雨がふっている間に、桜の花の色がむなしく色あせてしまった。 物思いにふけっているうちに、私の美貌が衰えてしまったように。 百人一首の一つにも選ばれた 小野小町を代表する和歌ですね。 さて、こちらのお寺。 中へ入ると平安時代に タイムスリ

京都の休日 #9 〜渡月橋のたもとで甘いお菓子にほっと一息つきました〜

渡月橋のある景色を眺めていると 「あ〜、京都に来たなぁ♡」と 心の声がこぼれそうになってしまいます。 そんな京都を代表する名所を訪ねた後は その余韻に浸るべく、 お茶をすることにしました。 足を運んだのは 松ヶ枝(まつがえ)さん。 旧川村曼舟(まんしゅう)邸の一角にある お豆腐料理屋さんです。 日本画家・川村曼舟の邸宅だった頃は 北大路魯山人や横山大観などの芸術家が 集い遊んでいたのだとか。 素敵な日本庭園を有するこちらのお店。 店内もよき雰囲気です。 いただ

京都の休日 #8 〜秋の美しさに身をつつむ「圓光寺」で出逢ったのは〜

四季を問わず麗しい京の街ですが 秋の美しさはまた格別でした。 訪れたのは左京区にある 圓光寺(えんこうじ)。 徳川家康公により「学びの場」として 建てられたのが始まりだそう。 研ぎ澄まされた空間で 勉強がはかどる...というよりかは 四季折々の輝きに見惚れて (わたしなら)ぼんやりと 時を過ごしてしまいそうな 素晴らしいお寺でした。 これからご案内していきます。 まず、出迎えてくれるのは 奔龍庭(ほんりゅうてい)。 クラシカルな枯山水とは一味ちがいますよね。

京都の休日 #7 〜京の夜を彩る紅葉は「夏まつり」のように煌びやかでした〜

昼間も魅力的な京の街。 夜になるとさらにその艶っぽさが 増すのですよね。 陽が落ちてからの 街歩きはとても味わい深かったです。 今回訪れたのは 「高台寺」と「永観堂」。 まずは、「高台寺」からご紹介していきます。 清水寺のある東山区に位置する こちらのお寺。 豊臣秀吉の奥様、ねね(北政所)が 秀吉の冥福を祈るために建てたのだそうです。 そのあたたかで穏やかなお寺を囲む庭園。 木々が鮮やかに葉を色づかせていました。 ライトアップされた様子は なんとも幻想的。 池

京都の休日 #6 〜世界遺産でゆるりと晩秋の紅葉狩りを〜

桜の名所として知られる 醍醐寺(だいごじ)。 あの豊臣秀吉が「醍醐の花見」を 催したのは400年以上も前のこと。 その頃から人を惹きつけてやまない お寺であったのですね。 今もなおその美しさは健在。 平成6年の末には 世界文化遺産に登録されています。 さて、今回はその桜と同じくらいに 素晴らしいお寺を彩る 紅葉を愛でに伺いました。 その様子をお届けしていきます。 旧奈良街道沿いにある入り口から 豪華な唐門のある 「三宝院」の前を通り (三宝院には国宝の建造物や

京都の休日 #5 〜心清められる朝のお参りを下鴨神社にて〜

旅の朝のお散歩は、 とても気持ちがいいですよね。 今回向かったのは 賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。 鴨川の下流にあることから 「下鴨神社」として 人々に親しまれている神社です。 見所をいくつかご紹介していきます。 1.糺の森(ただすのもり) 2.御手洗池(みたらしいけ) 3.本殿 4.言社(ことしゃ) 5.河合神社(かわいじんじゃ) 1.糺の森(ただすのもり) 小川が流れる清らかな森です。 正面の鳥居をくぐり、 本殿に向かうまでは こちらの森を通っていきます

京都の休日 #4 〜京のクリスマスは粋でロマンチックな「サプライズ」に溢れていました〜

「和」が体現された京の街。 そこで味わったクリスマスは 和と洋が溶けあい、ロマンチックな サプライズに溢れていました。 そんな素敵な夜の様子を お届けしていきます。 訪れたのは、 嵐山駅のほど近くにある 「嵐山 MITATE」さん。 京料理とフレンチが融合した レストランです。 昔ながらの日本家屋に一歩足を踏み入れると そこには夢の世界が広がっていました。 テーブルが「プレゼント」になっている こちらの演出から感動! でも、驚くのはまだまだ早くて 物語はこれから