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21-24 駄文・日記・ロンドンの毎日

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留学生としてのロンドンでの毎日。日記(駄文)とロンドンの毎日は重複するため勉強以外のことはここに丸投げ。
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#海外旅行記

【ベルリン旅行記】#5(終) 至る所に

【ベルリン旅行記】#5(終) 至る所に

4回に分けて色々ドイツに行ったことについて書いてきたけれど、最後に全体を通して思ったことをいくつか挙げておきたいな、と思う。

ひとつひとつ、第二次世界大戦の記憶が色濃く残る街であったこと。東西分割の記憶、空襲の記憶。なんとなく東京にいて戦争の記憶を思い起こすことってあまりないのではないだろうか。

それは私が観光客としてドイツを見ているからかもしれないけれど、なんとなく戦争の跡が息を持って根付い

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【ベルリン旅行記】#4 ホロコーストを記憶する国

【ベルリン旅行記】#4 ホロコーストを記憶する国

少し前後してしまうが、2つ目の朝に一人で行ったユダヤ人博物館に行った話を書かないことには、ベルリン旅行記は完結できないだろう。ライブに行くと決まった時から「私ここ行きたい」と言い続けていたのだから。

私はホロコーストそれ自体の興味というよりも、戦争の後のトラウマ的なお記憶(Traumatic memories)および集合記憶(Collective memory)というものに興味を持っていて、その

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【ベルリン旅行記】#3 シャルロッテンバーグ宮殿

【ベルリン旅行記】#3 シャルロッテンバーグ宮殿

ベルリン3日目。観光地の選定は私に任されていたので、少しだけ郊外にあるシャルロッテンバーグ・宮殿を訪ねてみた。

プロイセン自体に建てられたというこの王宮は、フランス様式を真似て作られたものである。同時にたとえば正面玄関の上のドームはベルリン大聖堂の屋根に至極似ていて、おおドイツ色を入れてきたなあと思う。

中はそれぞれゴテゴテの装飾だ。大戦中に破壊された部分がどこで…という解説が詳細なので、一生

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【ベルリン旅行記】#2 ベルリン観光ルート

【ベルリン旅行記】#2 ベルリン観光ルート

ライブが終わったあとの2日目は、ベルリン市内に繰り出した。午前中は宿から徒歩15分くらいだったユダヤ人博物館(ホロコースト博物館)へと繰り出した。それはもう一つ別の記事に書くとして、今回はベルリンの主な観光地にいったところを書いておこうと思う。

期せずしてCheckpoint Charlieの隣にとった宿から、西の方に歩いていく。目指すは博物館島である。ライブの翌日なので私も友人も体力がなくて、

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【ベルリン旅行記】#1 Radwimpsを追いかけて

【ベルリン旅行記】#1 Radwimpsを追いかけて

ずっと楽しみにしていた。

大学1年目からの友人が、いつものように晩御飯を食べながら、私にインスタの投稿を見せた。ねえ、このバンド日本のバンドっぽいけど、知ってる?
Radwimpsのヨーロッパ・ツアーの告知ポストである。

知ってるよ、てか多分私の年代で知らない人いないと思う。なんなら私2019年のライブ行ってる。

まじで?じゃあ行こうよ。

ロンドンでもよかったけれど、なんとなくロンドンはす

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